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私の中国語勉強日記③


第6回目 台湾でまた二週間勉強

父の単身赴任が終わるということで最後にまた台湾に行くことにしました。前回と同じく、一年ぶりに中国語を習いに行くも、燃え尽きすぎて勉強が進まない。今回は訳あって、日替わりで二人の先生から教わっていて、一人は新しい先生で、教科書をひたすら読む授業で、もう一人の先生は一年前と同じ先生で教科書より、今日あったことを中国語で話す練習をさせてもらっていました。あと、この時はとにかく台湾を見て回ることをしていました。初めて新幹線に乗って台中にもいきました。自力で初めて手配をしたので、台鐵のチケットを間違って買って倍の時間かけて行って、帰りは台中の新幹線の駅と、「台中駅」が違うことに青ざめてました。滞在4時間という弾丸ツアーでしたが、海外で一から自分でチケットを手配して、一人で観光したことは自信につながって、のちの台湾留学へもつながったのかな、なんて思います。

第7回目 台湾留学のために色々勉強。週一でホステルを転々とする生活。(お金はあった)

第6回目から1年間、中国語の勉強をお休みしていました。しかしながら、台湾大学への交換留学の枠があったので、早速応募しました。
台湾大学に学習計画(自己推薦書?)を提出する必要があったので、英語でも可だったのですが、背伸びをして中国語で書くことにしました。
当時私がやった書き方は、
①日本語の自己推薦書をまず作る。
②中国語に訳す

という超シンプルな2ステップでした。
②でキーボードで中国語を打つ練習にすごくなりました。とはいえ、ほとんど自分で訳すのは不可能だったので、一旦先生の手を借りながら翻訳して、帰国後に先生にまるっと流暢な感じに訂正してもらって、それを提出しました。だいたい二週間ぐらいで完成しました。自力でやるのも大事ですが、困った時は人に聞くのも勉強のうちかなと思います。伝えたいことをノンネイティブに伝えるのは難しいですしね。
この時、一人で手配した3つのホステルに泊まって、毎度お馴染みの中国語教室に通っていました。ホステルは綺麗でいいところだったのですが、宿泊者同士での会話はほとんどありませんでした。盗まれるとかもなくて非常に安全でしたけど、ちょっと寂しかったですね。観光は、大学を見たり、台南に行ったりしました。現地にいるからずっと会話できるわけではない。大学などに所属して友達を作った方が中国語(スピーキング力)の勉強になるとこの時強く感じて、留学への具体的なプランが浮かんできたと思います。ちなみにこの時、中国語のスキルはそれなりに高くても、自信がなくて、聞き取りもスピーキングもできていない状態でした。

第8回目 台湾大学に留学半年間。帰国後HSK 6級はボロボロ。

半年間台湾大学に留学しました。外国語学科に所属して、基本的に週2回朝と夜の計5時間留学生向け中国語の授業を受けました。
クラス分けテストが初日にあって、自信を持って臨みました。ペーパーテストとスピーキングのテストがあり、ペーパーは9割できていたのですが、スピーキングがボロボロで、というか、質問が難しすぎた。自己紹介程度で終わると思ったら日本の政治はどう思うかみたいな質問が来て、あー…とかうーって呻いてたら、
先生「日本人はかけるけどスピーキングまじできないよね!!!」
私「(知らんがな)」
みたいなやりとりの結果中級1のクラス(下から3番目)に振り分けられました。
そこまで中国語は話していない他の日本人がもっと上のクラスに行っていて、悔しいとか恥ずかしいみたいな気持ちでいっぱいだったんですけど、初回授業で、ちょっとした事件もあり、初心に帰って一から勉強し直す気持ちでこのクラスのレベルを受講することにしました。
当時の中国語勉強は、
①授業(週10時間)
②約週1回言語交換(台湾人の男の子)
③約週1回友達と遊ぶ(マレーシア華人の女の子とか台湾人の女の子)
④週1回現地のダンススクール(みんな台湾人)
⑤週1回知り合いの店の手伝い(寿司屋・台湾人のお客さん)

この時の1番の収穫は
「会話が怖くなくなったこと!」
最初一ヶ月、全然話せないし、日本人とも距離をとっていたので、本当に話し相手いなくて声出ないみたいなことはざらにあったのですが、徐々に友達ができて、気軽に中国語を話せる成功体験が積み重なっていくと、中国語を発することに抵抗がなくなっていきました。
留学当初の目標は「ビジネスレベルで中国語を使えるようにしたい、ネイティブみたいに話したい」と考えていたのですが、ビジネスってなんだ?ネイティブレベルって何?できるのか?等々行き詰まって、「果てには人生どうする?」まで考えて、なんやかんやあった結果、「中国語を1回話すたびに一回笑わせる」ということを目標にすることにしました。すると、日本語で笑わせることができれば、中国語でも簡単、つまり、母国語での会話能力が語学力にも結びつくんじゃないか?とも考えられるようになって、日本語を喋るのは悪!と自分に課してしまっていた罪悪感が薄まるとか、今日は文法ダメだったけど、笑わせたからオッケー!と明確な目標で必要以上に落ち込まなくなりました。今までは「帰国子女の劣等感」とか「結果を出さなくてはいけないプレッシャーのネガティブな動機で勉強していたのが、「笑わせるために面白い言葉を勉強する」「中国語で困っている人を助けたい」というポジティブな動機に変わって行ったのはこの留学がきっかけでした。
(需要と気力があったらこの留学の話も詳しくいずれ書きたいと思います。)
その成果(?)が現れたのか、帰国二ヶ月後に受けたHSK6級は5割の得点でした。伸びしろはまだまだありますね!!

第9回目 大学で知り合った台湾人の友達と言語交換を半年。

帰国から半年後、大学のイベントで台湾人の留学生と出会いました。言語交換しようぜ!と誘ったらいいお返事をもらったので、言語交換を始めました。
週一回大学の学食を食べながら、今日あったこととか、困ったことを話すだけだったのですが、やっぱり会話っていい勉強ですね。最初は間違い直していいのかなとか間違ったら恥ずいとか思っていましたが、マンツーマンだし、お互い質問しあっているうちに、そういった気持ちは全然なくなっていました。
言語交換のコツってネットで色々ありますが、何より、たくさん会える人、会って話したいと思う人とするのが一番かなと思います。どんな人でも、たくさん話して安心感を感じたら気兼ねなく質問できるしね。それが言語交換の醍醐味でもあるので!この時、大学の日本語教育の授業も受けるようになっていて、その日習ったことを言語交換で生かそうかなと、うずうずしていました。結果使うことはなかったのですが、中国語でいつか授業できたらいいなと思います。

第10回目 今!!!!

言語交換の友達も無事留学を終えて帰国して、4ヶ月ほど経ちました。(早い)
振り返ると今回で記念すべき(?)第10回目の中国語勉強なんですね。びっくり。振り返ったらいろんなことしてきたなーとか思うんですけど、自分は「話す」勉強法をずっとやっていたんですね。
それが自分に合っていると思っていましたが、そればかりをやっていいのか??
HSK6級で一番特点が低かったのは「読みと書き」でした。この問題、エッセイを読んで要約するものだったのですが、まず何が書いてあるかわからなかった。読む力が圧倒的に弱い。文法もいくつか忘れている。「読める」ようになったらもっとインプットの幅が広がるんじゃないか。中国語のニュースとか本読んで誰かとかっこよく喋りたい!ということで今回は「読む」ことを強化する勉強をしようと思います。
予定としては以下。
・就活のために検定を取得したい=HSK6級書きパート6割ごえに挑戦
・今回は読みの強化(特にエッセイ)
・『中国語筋トレ100読練習法』を使って多読をする。(読むことになれるのが目標)
・要約を書いてみる
・時間制限をつけて要約まで書いてみる。
・中国で買ってきた本を読む(そろそろ読み時)

とりあえず試行錯誤してみたいと思います。

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