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とりあえず給料が少なすぎると思う

前回の続きである。

生活保護受給者に対する冷たい声。
そうゆうことをネットで言っているひとたちも思慮が浅い。
よく見るのが「本当に困っているひとに税金を使ってほしい」というもの。
「本当に困っているひと」ってすごく抽象的なのだが、具体的にどうゆうひとを指していっているのだろうか。
受給者は大概「本当に困っているひと」である。
不正受給をしている場合、見つかりしだい返金させられているし、場合によっては起訴されている。

思慮が浅いのは無知だからであり、また広い視野で社会の在りようを見る能力がないからであろう。
ひとは自分がもっている知識のファインダーからしか外を見ることができない。

受給者を叩く心理の一つに僻みもあるだろう。
働かなくても生活ができるというのは、懸命に働いているひとからすると一見贅沢に思える。
実際は、それと引き換えにいろんなものを失っているのだが。

先日、通院先の病院で事務員の求人を出しているのを見た。
正社員で月給15万6000円だった。
それを見た私は、その給与の低さに絶望感をおぼえた。
ここから税金やらいろいろ引かれたら、手元に残るのは13万くらいだろうか。
一日8時間働いて13万!
そりゃあ働くのがバカバカしくなる気持ちもわかる。
正直、気の毒に思った。
正社員なんだから、最低20万は出してほしい。
15万6000円に上乗せで手当がいろいろ加算されていることを願う。

この社会(国)において、ひとの価値は低いということなのだろう。
私はそう感じる。

日本は人権意識が低い国だといわれている。
実際、そう思う。
私は、人権意識が低いのは教育のせいだと思っている。
これまでの歴史や国民性もあるだろうけど、そこは教育である程度補えるんじゃないだろうか。

…と、エラそうなことをいって続きはまたあとで。
気が向いたら続きを書く。




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