#3 日本語の難しさをSUPER BEAVERの「東京」で痛感する
こんにちは、ネコカスです。
今年の夏フェスで、SUPER BEAVERというバンドを初めて知りました。
ヒロアカの主題歌「ひたむき」を歌っている人達なので、曲だけ知っている人は多いかもしれませんね。
実際にライブで見ると聴いたことある曲も多く、カッコ良くてめちゃくちゃ盛り上がり大興奮。
家に帰って、他の曲を聴き漁り『東京』という最高の曲に出会いました。
緑黄色社会の長屋 晴子さんと歌う「THE FIRST TAKE」版が僕は好きなので貼っておきます。
サビから始まるので、とりあえず出だしだけでも聴いてください。
愛されて〜いて欲し〜い人〜がいるなんて贅沢な〜人生だ〜🎵
入りからめっちゃ良くないです?
愛されていて欲しい人がいるなんて贅沢な人生だ
愛されていて欲しい人がいるなんて贅沢な人生だ‥‥
・・・・
・・・・・・・・??
ちょっっっっっと、待て!!
どう言う意味???
考えれば考えるほどマジで意味わからん。
わからんので、一緒に考えてみましょう。
どこで区切る?
はい、まずどこで区切るか問題です。
考えられるパターンは以下の通り。
「愛されていて欲しい人」がいる、なんて贅沢な人生だ
「愛されていて欲しい人」がいるなんて、贅沢な人生だ
愛されて、いて欲しい人がいる、なんて贅沢な人生だ
愛されて、いて欲しい人がいるなんて、贅沢な人生だ
「なんて」の前で区切るか、後で区切るかの違いは些細なことです。
前で区切る「なんて贅沢な人生だ」にすると感無量な様子。
後で区切る「〜なんて、贅沢な人生だ」にするとしみじみ感が得られます。
問題は前半です。
順に見ていきましょう。
「愛されていて欲しい人」がいる
「愛されていて欲しい人」
この場合「愛されていて欲しい」は、目の前にいる人が第三者もしくは大勢から愛されて欲しいという願望のように思えます。
つまり「(みんなから or 誰にでも)愛されていて欲しい人」ではないでしょうか。
このことから、恋人に向けた発言ではないように思えます。
家族や友達のような、僕はこの人のこと好きだから、みんなも好きになって欲しいなという気持ちです。
次です。
愛されて、いて欲しい人がいる
愛されて、いて欲しい人
まず後半の「いて欲しい人」を考えます。
「いて欲しい人」は、「(そばに)いて欲しい人」ではないでしょうか。
となるとこの場合の「愛されて」は、自分が誰かから「愛される」という意味に見えてきます。
つまり「愛されて、(そばに)いて欲しい人」に思えます。
このことから、この2人は恋人同士の関係に見えてきます。
文章の区切り方により、恋人同士か、または家族(もしくは友達)かの二通りに別れてしまいました。
まだよくわからないので、全体の歌詞を見てみましょう。
全体の歌詞を考える
ここで歌詞全体を見て、この歌は誰に向けた曲かを考察していきます。
どうでしょう。
「愛されたい 心の奥 望む僕にも 愛する人」の一文からもわかる通り、全体を見ると出会って愛を育んできた大切な恋人へ向けたラブソングではないでしょうか。
また歌詞の最後の区切り方から考えると、バイきんぐ小峠の「なんて日だ!」と同じ、「なんて贅沢な人生だ」が正解のようです。
結果がでましたのでまとめます。
まとめ
以上の考察から僕が導き出した答えは、
3「愛されて、(そばに)いて欲しい人がいる、なんて贅沢な人生だ(感無量)」
となりました。
僕の解釈では「自分のことを愛してくれて、自分もそばにいて欲しい人がいる。お互いが求め合える人生って、なんて素晴らしい人生なんだ」です。
ここまで難しく考えるのは、僕だけかもしれません。
普通に良い歌だし、カラオケでも歌うほど大好きです。
ただよく見てみると、意味がわからなくて、考えれば考えるほど頭が困惑します。
今回の考察で、この部分の歌詞自体が少し言葉足らずのようにも感じますが、何よりも日本語って難しいなと痛感させられました。
他の解釈や、私はこう思うなんてところがあればコメントで教えてください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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