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8050問題…

昨日のご相談案件ですが…

このご依頼者とはもう一年くらいお付き合いしております。

最初のご依頼はご自身の部屋の片付けでしたが、その後は庭仕事だったり、掃除だったり。時には訪問美容であったりと、お困りごとができると連絡がきます。

でも一番の相談?悩みは、同居している息子さん(次男)のこと。
腫物に触れるように暮らしています。

息子さんは、若い頃にパニック障害と認められ障害師年金を受給しながら、今も同居して生活しています。

おそらく発達障害もあり、日常の生活も上手くいっていない。
お母様の部屋以外の玄関、廊下、台所…すべてにモノが積まれていて、お母様が歩くのも大変なくらい。

息子さんの思考ポイントは自然災害で、スマホで色々と調べて、それに重きをおいて自分の考えをお母様の為にと押しつける傾向にあります。

最初に伺った時から水害予防と言うことで、全ての部屋の雨戸を閉めて、水が入らないようにとガムテープで覆ってありました。

外から見ると、異様な景色に見えるはずです。

全てを災害から守る為と言う歪んだ思考から、部屋の中から外の空気を入れるわけにもいかない状況でした。

ねこの手が関わることで息子さんを説得し、お母様の部屋だけは、雨戸が開く状態にしましたが…

最近は病状?が悪化して、お金のトラブルも増えてきて、これを解決するために、助言もしてきました。

息子さんはご自身のクレジットカードでネット通販を利用して、災害予防のグッズをたくさん買い集めております。

ご自身の収入と通販で買う支出が計算できていないので、クレジットカード会社からの督促が続くようになり、お母様がそれを解決するため、どう対処したら良いか?と相談の連絡もありました。

いわゆる、8050問題ですが、色んな所と状況共有しておかないと、この先、悪化するばかりだと思い、さいたま市の相談窓口を探してアポを取りましたよ。

86歳がお一人で相談に行くのは不安だらけでしょう。

そう思い、有償ですが付き添わせていただくことにいたしました。

86歳であれば明日、どうなるかなんてわかりません。

まして不安を抱えながら暮らしていくのは、どんなに辛いか…

こちらのご家族には近くに住むご長男がいます。今は弟のことに目を背けているようですが、そろそろご長男にも冷静に関わってもらわないと…

お母様だけが、現実に向き合うのはいかがなものかと思います。

またまた余計なお世話をしてしまいそうです