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夫婦考・その1

「結婚したんだから、よその異性に目移りしちゃだめ」
という論説がまかり通っている。
婚外で性交しようものなら、人非人あつかいされかねないほどだ。

このような論説をする人間は、自分に自信がないのかな?
と私は疑っている。
もし、自分に魅力があるのなら、配偶者は目移りなんかしないのではないだろうか?

ここで私が言いたいのは婚外交渉の善悪ではない。
「結婚したんだから、よその異性と仲良くなるな」
という発想がさもしい考えということだ。
よその異性に目が行って、自分のことを見てくれなくなるのはイヤだ、よその異性との関係を制限すれば、その分、自分と関係を保ってくれると考えているのだろう。

この、結婚という制度を言い訳にして相手を制限しようという卑しい考え方が私は気に食わない。
そんな、他人が決めたルールによって他人を束縛してはいけない。
それよりも、自分が魅力を出し続けることによって、配偶者をひきつけ続けるのが大事なのではないか?
「浮気?とんでもない!だって、うちの配偶者が一番なんだから!」
となるのが本来でしょう?

自分に魅力がないor自分が魅力を発し続ける努力をしない、という手抜きを、
結婚制度という制度でごまかそうとしている人が多い気がしてならない。
制度の上に胡坐をかいてはいけない。

魅力を発し続けることによってお互いに繋がり続けたいものです。
(夫婦に限ったことではないけれど)

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