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毎日note#168 脳内を言葉でタプタプにしていたい

いつくらいからだろう、
少なくとも高校生くらいのときから意味もなく文字情報を頭に取り込むのがクセになっていた。

記憶にない、または意識していなかっただけで小学生くらいのときにはそうだったのかもしれないけど。

読書が好き、とかメールをしているのが好きだからとかではなくて。
(どちらももちろん好きだけど)

身の回りの言語情報を絶え間なく摂取しておかなければ落ち着かない、
というか脳内をつねに言葉でいっぱいにしてグルグル回しておく、というのが常になっていた。

電車内だと読書をすることもあるけど、それよりも車内広告を読んだりするほうが楽しいというか落ち着くというか。

読書だとしっかりそこに書いてあることを理解しなきゃいけないし、
途中で考え事をしてしまって結局どこまで読んだのか、なにが書いてあったのかわからなくなる。

そこでベストなのは成分表示などをジーッと黙読すること。
歯みがきをしているときはよく歯磨き粉の裏面の含蓄成分を読んでいる。化学は苦手だったし何を書いているのかはサッパリわからないけど。

だけど理解しなくていいから楽。
とにかく言葉で頭は満たせるし、歯みがきしている間の数分の手持ち無沙汰時間をつぶせる。

スマホを手にしてからはこれが満たせまくるもんで非常に助かった。
スマホ依存症というよりも、無意味な言葉を摂取する依存症のような状態。

SNSで友人と繋がっていたい、とかではない。
むしろ無意味な言語情報を自分のペースで摂取がしたいので、
SNSは見るだけでいいし、動画は要らない。(だからインスタグラムが私にはつまらない)

YouTubeもあんまり観ない。動画だと自分のペースで情報の摂取ができないし、なにより言語情報が少ないし。

脳内を言語でタプタプにしておきたいのだ。
本当に絶対知らなくて良いようなゴシップニュースなどがちょうど良い。
こんなことに脳内の容量使いたくないから、見ないでおこう、PV分析されるの嫌だなあ〜と思いながらも、思考力使わずに言語を浴びるだけならちょうど良いんだよなあ…。

まだ高校生のときは、サラリーマンが電車の中で小さく折りたたんだ新聞紙やスポーツ紙を読んでいることも多かった。
対面に立ちながら1面をちらっと読んだりできてとてもありがたかったんだけどなぁ…………。

読書がしたいわけでもなくて、
なにかの目的を持った情報収集をしたいと思っているわけでもなくて、
だけど、言葉で脳内をタプタプにしておきたいこの現象は本当になんなんだろう。

疲れていてもう何もしたくない考えたくない、っていうときも、
いやそんなときこそあえて"無"になるために、言語を探し求めてむりやり脳内に流し込んでいる気がする。

まあ案の定、脳内がキャパオーバーして言語で酔ってしまって気持ち悪くなったりするんだけども。

ほんとうにこれは何なんだろう。
何回かググったけどよくわかんなかった。

ストレスが高まれば高まるほどこの行動はひどくなっているような気がする。

そろそろ解消したいなぁ〜

#毎日note #毎日投稿 #脳内 #言語 #タプタプ

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