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なぜ賞与が増えたのか

給与所得者の楽しみである賞与。

年二回、会計事務所によっては三回あるとの聞きますが、

うちは夏と冬の二回。

そして夏は30万円定額なのに対して、

冬は、業績に応じて支給されるという事になっています。

「業績に応じて」といっても、本人の頑張りというより、

事務所全体の業績によるものです。(所長談)

当事務所は所長の個人事業なので、

所得が多い場合に賞与を多く支払って

うまく税金をやりくりしているそうです。

我々、職員としても、毎月の給与は低めで、

賞与で多めに支給してもらったほうが、

社会保険料の負担を考えるとありがたいです。

さて、今回は私にとって、

当事務所での5回目の冬季賞与だったわけですが、

なんと手取りで200万円を超えました。(歓喜)

前年が手取り100万円だったので

同程度だったらうれしいなと思っておりました。

まさかの100万円アップ。

毎月の給与の額面が低いという事を差し引いても

こんなに嬉しいことはない。万歳。

うちの事務所では、所長が、

本人の目の前で賞与の明細を提示して

「ドヤッ」って顔をするのですが、

今回ばかりはその「ドヤ」顔が

いつもに増して「ドヤ、ドヤ」って感じでした。

以前、私は退職を切り出していて

今も退職チャンスを伺っている身としては、

露骨に喜んでしまっては飼いならされる!

と思ったので、

お金に興味はないのですよ、おほほ。

という涼しげな顔で賞与明細を受取り、

お礼を言いました。

内心は、背中から羽が生えて

事務所の3階から飛び立ちそうなほど

舞い上がっていました。

それから一週間、冷静になぜ賞与が爆上がりしたのか、

考えてみましたので、まとめます。

もちろん、真意は所長のみぞ知ることですので、

あくまで私の憶測にすぎません。


まず、所長の考えが下記の4点だと思っているのですが、

今年は特殊事情があった結果の爆上がりなのかと

分析しています。

では所長の考え4点です。(私の憶測)

①冬季賞与で職員に還元したい(所長の取り分はそこまで多くなさそう)

②毎年、賞与の額を増額させたい

③事務所の業績に応じて支給額を決定する

④職員の担当数と残業時間に応じて賞与額を決定する

というような気がします。

順に説明すると、

①冬季賞与で職員に還元したい(所長の取り分はそこまで多くなさそう)

そもそも、業績が良くても職員に還元するという考えがなければ

賞与がたくさん払われることはなく、

そういう会計事務所は多いと思います。

私も、今の事務所以外では賞与をもらったことがありませんでした。

そういう意味で、できるだけ給与を払って職員に還元したいという

所長の考えが大前提になります。

②毎年、賞与の額を増額させたい

昨年より賞与が下がった、ちょっと残念な気分になりますよね。

恐らくそういう思いをさせたくないという事で、

できるだけ賞与は確実にアップさせたいと考えているようです。

逆に考えると、業績が爆上がりしても

その年にドカッと支払いすぎないようにしていると思います。

3、4年先まで賞与を上げられるように

うまく調整しているように思います。

なので、今後も手取り200万円以上をキープできるだろうと

目論んでいます。

③事務所の業績に応じて支給額を決定する

当然、業績に応じてのことだと思いますが、

今年そんなにも売り上げが伸びたといえるかというと

そうではありません。

ではどうしてなのか、それは上司2名の退職です。

それなりに給与をもらっていた上司が

賞与支給前に退職しました。

数社のお客様はもっていってしまいましたが、

冬季賞与をもらわずに退職したという事は大きいです。

特に会計事務所は1月から3月までに売上が集中します。

その売上はありつつ、年末の賞与をもらわなかったので、

事務所の業績が上がったのだと思います。

④職員の担当数と残業時間に応じて賞与額を決定する

賞与爆上がりの要因は、

職員の退職により私の担当数が増えたのも一因です。

ただ、担当数は増えても仕事量は減っています。

どういうことかというと、

上司の担当のA社、B社があり、上司の補助者として

私がA社、B社の仕事を上司から請け負っていました。

実質、私が担当といってもいいくらいです。

そこで上司が辞めてA社は私が担当となり、

B社は上司が持って行ってしまいました。

つまり、私は担当がプラス1社(A社)に対して、

仕事量はマイナス1社(B社)となったのです。

仕事は減っても賞与は増えた。

そもそもの話をすると仕事量で賞与が決まっていれば

このようなこともなかったと思いますが、

それは仕方のないことです。


職員が少なくなってきて

重めの仕事も回ってきそうな雰囲気を感じつつ

もうしばらくはラクな仕事で

良い待遇で働きたいと思います。(老害化)

今年もあと少し。

年末調整でどれだけ追加徴収されるか気になることと、

ふるさと納税選びが楽しみという

不安と喜びを携えて師走を走り切ります。


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本日も幸せ届けるむーちーの写真です。

寝ているだけで周りに幸せを届けるむーちーに

賞与でプレゼントを買おうと思います。

本猫の幸せは食の一択です。

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