日記:奇跡みたいな自分にサイゼのワインを

久しぶり。
最近はTwitter(現:X)ばっかりやってて、noteを書く暇がなかった。そもそもnoteを始めた理由も何かを忘れないためだった気がする。それがnoteからTwitterに変わっただけ。

久しぶりなだけで、何か書くものも、気持ちも出来事も、義務でもない。何となく始まった。

何となく浪人時代、noteを毎日更新していた頃のように真っ黒な気持ちに浸って、誰かに助けてほしいとふと思ったりする。「誰かに救われる」ところが根幹だ。今僕はある程度の問題くらいなら全て一瞬で蹴散らしている。寝たら忘れるなんて時間は使わない。その場で消える。
むしろ、それを望んで出来合いのものでそれにわざと浸ろうとするとむしろ爆発してくる。自分でもバカバカしく思えて覚める。「相談したけど、別に悩んでねーわ。」と一瞬で変わって、申し訳なくなる。だから、出来ない。そんなこと元から必要がなかったみたい。

自立してる人は素敵だ。自分で自分を満足させている人は素敵だ。好きになるならそんな人がいい。でも、そんな人は恋人を必要としていない。それならお互いズブズブの依存してる関係でもいい気がしてきた。
僕に足りないものだ。
音楽がとても楽しくて、大学がとても楽しくて、満足してる。それでもどこかに恋人を求めてしまう。それがどことなく悲しい。こんなに好きで熱中出来てるはずなのに、頭のどこかには女の子がふわふわ浮いてる。むしろ、熱中する他の趣味もそんな自分の中の女の子の影を殺すためだ。根本から僕はそう言う人間みたいだ。悲しいけど叶わないみたいだ。

恋愛遍歴はだいぶ壊れている。
何年も片思いしてる割に、その子を忘れるとなった日はただなにも心は動かないで終わった。そして、僕を救ってくれた子は僕を醜く捨てた。
1人目は時間と親友とも言える距離のふたつが深く関わったせいで、何かよく分からなかった。時間をかけすぎた。関係を変えるには遅すぎるくらいに。中学生に出会って、高校をすっ飛ばして大学生になるまで、関係はあって、その度に好きになった。そして、片思いをするには距離が近すぎた。友達ならオールでカラオケもするし、肩が触れるくらい近くに座る。他の友達とお泊まりする時も隣で寝れる、朝も一緒に起きて昼過ぎまでぐだぐだできる。こんな言葉にして考えると友達じゃないって今更の希望を探してるのかもしれないけど、今の結果が友達だったから諦めてる。時間と関係が長すぎて、異性だったとしてもおかしくなってた。その特別さを僕は相性の良さとかに勝手に変換して、好きだと思っていたんだと思う。僕だけは。
2人目は、命を救ってくれたと言っても過言じゃない。めちゃくちゃに依存した。好きだった。「私に会いに学校に来なよ」は僕の人生史に残る素敵な言葉だったと思う。そんな受け入れてくれるあの子に全てを晒して依存してた。でも、最後には僕を振ったあまつさえ弄んだように。やり方は酷いと思う。でも、僕も悪いところがあったとは思うから仕方の無い話。
そんなことを話して、ようやく大学でいい人がいた。浪人してることを伝えても「それがあなたの良さじゃん(脚色)」と言ってくれた。可愛くてアホそうなことをよく言うくせに、本当はしっかりしているところとか、素敵だと思った。言ってくれた言葉は嬉しかった。ゴミみたいな1年の存在を他者によってあったことにしてくれるのが嬉しかった。僕のことを理解してくれてるみたいな言葉で嬉しかった。
その子と一緒に帰ったり、お昼ご飯を大学帰りに食べたりする。今までの学生生活ではこんなことはなかった。まるでキラキラした青春みたいだ。でも、ずっと勇気が出ない。告白なんて大それたことじゃないのに、怖い。ご飯に誘うくらいで怖い。
また、僕はどこかで騙されているのかも、と考えてしまう。僕の見えてるこの子が本性なのだろうか?裏では僕のことを弄ぶように考えて遊んでるだけじゃないか?と考えてしまう。過去のぶち壊れた遍歴から学んだ不幸にする経験を元に考えるとそうなってしまう。
それ以外にももうひとつ。僕は多分あの子を救ってしまった。軽くいじめのような環境にいるあの子に僕だけが「もうそこから去ればいいじゃん」と言って彼女を行動させたのが僕だ。何回か聞くがそれがとても嬉しくて、救われてると言っていた。僕が確かに素敵だと思う気持ちもある。それを持ってあの子に近付くと救ったことを利用してるみたいで気持ち悪い。相談を受けて、聞いて思ったことを勝手にめちゃくちゃに言ったら、そしたら行動してくれて、何故か俺が助けたことになって、より仲良くなって、そして今になる。でも、力になりたくて、その子を救いたかったこともある。過去に救われたように僕もあの子を誰かを救ってみたかった。そうすれば振られたあの子のことも分かる気がするから。そして、当時の僕のように依存でもしないかなと考えていた。本当にその時に考えていたなと今思い出して、吐き気がしてくる。