肛門ジャック事件

僕は自分のしたい事を考え無しにそのまま実行する子供だった。先生にブラックシルバーという名前をつけて肩車をさせ、校内を走り回らせると等。服のカラー展開みたいな名前付けてんな〜って思う。そんな時期にふと閃きが降りてきた。その閃きというのは校門の監視カメラを肛門で塞いでやろう!というもの。

そうと来ればすぐに実行と思い校門に行き、僕は校門の前でズボンを脱ぎ散らかし、尻。ケツ。尻の穴。ケツの穴。アナル。いや、肛門を露出したのである。
そのまま上半身を折り曲げ深い礼の様なポーズのまま、自分のケツの穴を広げた さながらギニュー特戦隊のポージングの様に。校門の監視カメラは多分人を認識すると赤く点滅するという特徴があった。僕のケツの穴を認識すると赤く点滅した。少し経って満足してその場を立ち去ろうしたところ、校長先生がこちらに走ってきて凄く叱られた。それゃあもう。こっぴどぐ。カメレオンが死ぬ時その場の色に変わって死ぬ様に僕もケツを露出したまま怒られた。

聞いた話によると職員室のカメラの視点の何個かに肛門が映って校長が駆けつけたらしい。見ていたのは数人で、今思うと安心で尻が空いたよ。後で校長が僕に「お前はジャックしたんや 『 肛門ジャック事件』やなホハハ」

僕はこの学校が好きだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?