あたたかく出迎えてくれる工務店【インタビュー】
北海道で家を建てる。そんな時、有名どころのハウスメーカーだけではなく、地元に根付いた工務店の良さも知って欲しい。けれど、情報がうまく届かない場合も多くあるのが現状です。今回は9割の人がまだ知らない工務店についてご紹介したいと思います。
まだあまり知られていないからこそ人と違ったお家ができる
大手と比べて比較的費用を抑えられる
といったメリットがあげられます。
しかし、工務店側が「うちの家はいいよ」と言ったところで「そりゃ自分たちの会社のことですからね」なんて思ってしまいますよね。そこで、筆者である私が第三者目線でインタビューさせていただき、この企業の魅力に迫ってみました!
今回お話を聞かせていただいたのは、グリートホームさんでお家を建てた後「ここで働かせてほしい」と門を叩いて入社した笑顔がとっても素敵な田中さんのお話です。
グリートホームさんは恵庭市に本社を構え、札幌市などその近郊でのお家の建設を担っています。木のぬくもり溢れるあたたかみのあるお家をはじめ、モダンテイストから、海外風のお家まで手広く、お客様の好みに合わせてつくることができる注文住宅の会社です。
寄り添ってくれる工務店
まずはなぜ田中さんがグリートホームさんで家を建てると決めたのか、そこからお話を聞いていきましょう。
「当初は大手のハウスメーカーとグリートホームの2社で考えていたのですが、大手の方は打ち合わせの時に自分たちの話ばかりで。対してグリートホームは、私たちのことを自然に会話の中から引き出して、いろいろ提案してくれたんです」
その時の営業担当が今回のお話のキーパーソンとなってくる「大泉さん」
筆者である私もグリートホームで建て、同じく「大泉さん」が担当してくれたのですが、まさに自社の営業をいっさいしない不思議な営業さんでした。笑
また、大泉さんのその良さは契約した後の打ち合わせでも度々見られたそうで…
「家の希望を箇条書きにまとめてだーーーっとLINEで送ったんです。あとから『嫌な客じゃなかったですか?』って聞いてみたら『全然大丈夫』って言ってくれて。私たちのあれこれの要望も、大泉さんから一度も『できません』っていう言葉は返ってこなかったんですよね。だから『この人になら任せられるな』って思って、絶大な信頼を置いていました」
できない、と言うのではなく、少し実現が難しいことも「こうしたらどうでしょう」と打開策をすぐに提案してくれる。大泉さんは、営業マンであれど、お家を立てることができる資格も保持しているためすぐにそういった判断や、アイディア出しが出来るのも強みです。
押し売りをしないというのも大泉さんと関わったことがある方は全員そう感じるのではないかなと思うほど。その真意は、田中さんがグリートホームの社員となって知ることになります。
「お客様と接する上で、『自分を出しちゃダメだよ』と大泉さんに教わりました。『お客様のお家なんだから。大事なのはお客様がどうしたいかだよ』って」
だからこそ、お客様がどこのハウスメーカーで建てようか迷っていても、間取りや壁の色、建具などにどれだけ時間をかけて悩もうとも、大泉さんはいつまでも急かさずにそっと横に居て待っていてくれます。そんな紳士な姿勢が、グリートホームの良さなのかもしれません。
話は戻りまして…
田中さんのお家での暮らしぶりを聞いてみました。今は社員として「中の人」となったわけですが、忖度抜きにして本音で教えてもらいました(笑)。
こだわりは何やらキッチンと回遊動線なんだとか。
「夫がもともと料理人だったので、遊びに来た人たちに料理をふるまいたいとキッチンとカウンターをフラットな状態にしてバーカウンターのようにしました。実際にお友だちもたくさん遊びに来てくれていて、ここでごはんをみんなで楽しんでいます」
また、回遊動線についても
「子どもが汚して帰ってきてもすぐにお風呂場とウォークインクローゼットに続くようにしています。あと、隠れ収納も作っていてリビングからだとおもちゃがあることがわからないような仕掛けもあります!」と教えてくれました。
お話を聞いていくと今すぐ田中さんの家にお邪魔したくなります。笑
あえて後悔ポイントも聞いてみたのですが「えーなんだろう…」と頭を抱える田中さん。必死に絞り出してくれたのは「もう少し西日が入るようにしたかったことと、トイレの近くに洗面台があってもよかったかなー…ってことくらいですかね」と、後悔はほぼないけれど唯一出すとすれば、ということで挙げてくださいました。
実際はとにかく「暮らしてみたら最高!」という状態。
自分の家に満足がいっているからこそ、グリートホームの社員となりお客様と接する時にその経験も役立っているはず。
新たな挑戦。初めてのお家をつくる経験
もともと経理として入社したそうなのですが、社長に直々に「何かほかにもできることないですか?」と直談判。社長との距離の近さもこの会社の魅力のひとつです。
そうしたら「じゃあ図面でも書いてみる?」と提案があり、これまで全く田中さんが足を踏み入れたこともない世界への挑戦が始まりました。
「図面は最初難しすぎました(笑)。建具18mm、24mmとかいろいろあるんですけど『え、なにが違うの?』みたいな(笑)。でも今は少しずつわかるようになってきました!」とキラキラした瞳で楽しそうに話してくれました。
この図面作成をきっかけに、どんどん現場へ出るようになっていくことに。今ではお客様のインテリアのお悩みに寄り添ってアドバイスをしたり、お家づくりのアドバイスを大泉さんとタッグを組んで進めています。
「一番最初のお客様に名刺を渡す時、手が震えていて『あ、私緊張している』って気づきました(笑)。でも、お客様と対面で話す楽しさがすごくあって。対話をしていく中で、気持ちを引き出し、オーナー様に合ったお家を建てられるって素敵だなって思ったんです」
実際に田中さんが関わったお家が完成した時の気持ちを聞いてみると…
「正直『やってやったぜ!』みたいな気持ちとかはなくて。オーナー様の満足のいくお家が作れたのかなっていう達成感、安堵感でしたね」
このオーナー様は実は筆者の大学時代の友人。口を開けば「田中さんと大泉さんのおかげ」と言っているくらい、二人への想いがいっぱいでした。
80点を100点にするのが私たちの仕事
冒頭でもお話した通り、グリートホームさんはまだまだ北海道でそこまで知名度が高い工務店ではありません。口コミなどでじわじわと、そのシェアを拡大していっています。社員は全員で6名とまさに「アットホーム」という言葉が似合う会社。田中さんもこの会社に仲間入りして1年が経とうとしていますが、毎日がとても楽しいようで…
「本当に働きやすい職場です。図面書く?って新しいことに挑戦させてくれ、頑張りを評価してくれます。今はインスタグラムの更新も担当しています!何よりみんなのことが大好き!みんなでひとつの建物を作ろうって熱い想いがある人たちばかりです。チームワークがとってもよくて、誰かが手いっぱいになっても『代わりに行くよー』っていう声かけもあったり、みんなで協力しあっています」
グリートホームの「グリート」という意味には「人をあたたかく出迎える」という意味があるそう。まさにこれが、この会社の雰囲気に当てはまると田中さんは言います。
「その人のお家にかける想いも、アイディアも要望も、温かく迎えます。そして、温かく出迎えることができる家のお手伝いをできると自信を持って言えます!」とニコニコ笑顔の田中さん。
お家を建てたいな、と思った時、ぜひグリートホームさんをまずは見に行ってみて欲しい。とは言え、土地との出会いもなかなか難しいもの。
「大泉さんが言っていたんです。『100点の土地はないんだよ。80点の土地を100点にしていくのが私たちの仕事だからね』って」
グリートホームさんなら、きっと寄り添ってくれる。
右も左も分からない、誰もが家づくり初心者。
そんな私たちのことをきっと、受け止めてくれる。
その安心感が、田中さんとのお話の中でもとても伝わってくるものがありました。
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📍グリートホーム
<本社>
北海道恵庭市漁町30
<モデルハウス兼事務所>
北海道札幌市北区屯田7条8丁目2-11
お家を見てみたいと思った方は
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もしくは
◇インスタグラムからのDMお問い合わせ
※インスタグラムは田中さんが一生懸命頑張って更新しています!