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【私のマルチ失敗談】⑪幻想の終わり

おはようございます。
こんにちは。こんばんは。

みると申します。

いつもお読み下さり、ありがとうございます😌

プロフィールにもあるように私は、
・元某MLM(ネットワークビジネス/マルチ商法)会員
(有名なA社、N社ではありません)
・登録期間約5年、登録メンバー0←
・残ったのは製品在庫と借金だけ

でした。
辞めてからも、いろいろ苦しむ場面もあります。

このことから、
ネットワークビジネス(マルチ商法)に関わって
かつての私のように苦しんでいるのに
なかなか辞められなかったり
大切な人がそうなって悩んだりしている方々に

私の失敗談から少しでもヒントを
提供できたらと、noteを書いています。

簡単な自己紹介と経歴
👉自己紹介&note開設理由|みる|note

前回までのnote記事はこちらにまとめてあります
👉【私のマルチ失敗談】まとめページ|みる@私みたいになるな!|note

今までは失敗ポイントを解説していましたが、今回から私は「Y社を辞める」という選択肢を考え始めるので、いったん書くだけ書かせていただきます。

夢・幻想の終わり

●前回までの登場人物や場所、あらすじ

  • みる…私。このnoteの著者。いじられキャラ・ドジな自分が嫌い。
    自己肯定感低い。変わりたい願望あり。当時20代

  • Y社…私が過去に登録し、ディストリビューターを務めていたネットワークビジネス(マルチ商法)の会社。

  • エミカ(仮名)…みるが大学時代に知り合い憧れを持っていた友人。明るく元気で自信家。Y社ビジネスの紹介者。当時20代

  • ヒロトさん…エミカの旦那さん。当時30代後半。会社役員。

  • ヒデオさん、フミコさん夫妻…エミカの両親。10年以上Y社ビジネスをやっている中堅会員。当時50代

  • キヨコさん…エミカ一家のアップライン(親分的存在)
    モデルのようにすらっとしていて、柔軟な考え方ができる女性。Y社で上位会員(月収数百万)。身内の看病等で、あまりビジネス活動できなくなる。当時40代

  • カンベさん…キヨコさんの親友でY社上位会員。冷静沈着な男性。ヒデオさんフミコさんの紹介者。当時40代

  • みる母…男勝りだけど心配性な一面も。Y社ビジネスに猛反対。当時50代

  • みる彼氏…大学時代からの知り合いで、SNSでの再会をきっかけに交際。
    みるといると楽しいけど、Y社をできれば辞めてほしいと思っている。地方に転勤し、遠距離恋愛。当時20代


お世話になった職場を辞め、土日休みの仕事に転職し、セミナーイベントにはすべて出席。

それでもメンバー、収入が増えることはありませんでした。

きっと努力は報われる、費やしたお金は返ってくると信じ、多少の違和感を感じながらもやめられない。
私は時間もお金も無駄に使い続けていました。
活動費のために平日は朝から晩までフルタイムの仕事、
仕事後や休日にはセミナーやイベント、それがない日は日雇いのバイトをして何とか暮らしていました。

そんな中、海外イベントに再び行き、盛り上がっている他のグループを見て、人数の少ない私たちは肩身の狭い思いをしていました。

●ある一言で何かがプツっと切れた

海外イベント1日目が終わった夜、
ホテルに帰って各グループでミーティングをすることになりました。

私は、ヒデオさんフミコさんと、カンベさん、カンベさんの紹介できた男性2人ほどとミーティングに参加しました。

「他のグループも他の国も盛り上がっていたよね。この波にのって、まずは一人でもいいから仲間を増やして…」というような趣旨でカンベさんが話していた時かと思います。

「こんな人数で・・・どうやって・・・!?」
「いつもいつも同じ顔触れだし!!」

と突然叫んだのは、フミコさんでした。

・・・・は?

それ今言う?

ヒデオさんとカンベさんがフミコさんをなだめ、冷静に諭している横で私は「は?何?今の?はぁ?」と内心思っていました。

私だって思うよ!
でも、でもさ!今言うことじゃないじゃん!
人にはやる気を出せ的なこと
さんざん偉そうに言っといて
士気下げるようなこと言ってんじゃねぇよ!

と、言いたかったですが言えず、
ただ涙をこらえることしかできませんでした。

フミコさんも愛用者メンバーはたくさんいるけれど、ビジネス仲間はなかなかできないようでここのところ悩んでいるようでした
限界だったのかもしれません。

でも、私自身もずっと弱音を吐きたかったけど
複数人いるときは我慢してきたので
決して同情はできず、
そこで私の中で張りつめていたものが
プツっと切れました。

はぁ・・・なんかもう・・・いいや。
今ので冷めたわ。

辞めよっかな。Y社。
ここで初めて「辞める」という選択肢がはっきりと浮かんできました。

そこから帰国までの記憶は断片的にしかありませんが、とにかく私はずっと怒っていたのを覚えています。

でも…辞めるにしてもどうしたらいいんだろう…。

今までどっぷりハマりすぎて、それすらわからなくなっていました。

●任意整理をする

お金の方は、キャッシングに手を出してどうにかやりくりしていた私。

ある日、また少しだけ出金しようとATMに行くと…

「お客様のカードではこの手続きはできません」
と、エラーになりました。

調べると、前回の引き落としに間に合わなかったために、キャッシングができなくなったことが原因でした。
(こうなるまで気付かんのかいあほちん)

どうしたらいいんだろう…。と青ざめました。

ネットでいろいろ調べた結果、
「任意整理」をすることにしました・・・。

解説【任意整理とは】
任意整理とは、借入先の金融機関と交渉して借金を無理なく返済できるようにする手続きです。具体的には、以下の4つが実現できます。

・将来利息をカットする
・返済期間を3~5年で完済できるようにする
・月々の返済額を見直す
・借金を正しい金利で計算し、過払い金が発生していれば減額する

以上のようなことで、月々の返済の負担を軽くしながらも、最終的には自分の力で借金を完済していきます。

「自己破産」「個人再生」と同じ債務整理の一種ですが、裁判所を通さないため、デメリットや生活への影響がもっとも少ない手続きといえるでしょう。

出典:https://mitsubagroup.co.jp/saimu-kaiketsu/ninniseiri/#toc0


とある法務事務所に電話し、直接出向いて依頼しました。
そこからの帰り道での絶望感は、今も忘れられません。

なんてことをしてしまったんだろう・・・。

もうやめよう・・・やめよう・・・無理だ・・・

結果、月々の支払いは10万円近くから約3万円にまとまり、ほんの少しだけ楽になりました。



しかし私は、もう一度だけ失敗をしてしまうことに・・・。
もう救いようがないですね・・・。


ここまでお読みくださりありがとうございました。

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