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【コラム】アイドルじゃなくても頑張ってる人はいっぱいいるお話し✒️

どーも!
シンガーソングライターのNe-Ra(ネーラ)です🎙️

昨日TikTokに写真投稿をしていたら
ライブ一覧に、某芸人さんのライブ配信が
載っていたので見にいった時のお話し。

個人的にはその芸人さんには
好感度が高いのですが
昨日その芸人さんが

「過去に病気で視力がほとんどなくなってしまったご当地アイドル」

の話しをしていて
気になった部分があったので
noteを書こうと思いました✒️

その気になったお話しとは…

「そのアイドルはほとんど視力がない中、メンバーやファンの結束力に支えられつつ、視力がないことを微々たりとも感じさせないようなパフォーマンスをしていた」

といった内容のもので
まだここまでは良かったんだけど
その後に

「アイドルはほんとすごいよ!」

の発言。

いやいやいやいや、まて。

アイドルじゃなくてもすごい頑張ってる人たくさんいるよ

と思い、そのライブ配信をそっ閉じしてしまいました。

あ、ちなみに最初に言ったとおり
その芸人さんはたぶんアイドルが好きな人だからこその発言だと思うので、
そこを批判するわけではないし
その芸人さんの好感度が下がったというわけでもないことを、前置きとして書いておきます。

日本のアイドルって歌やダンスは二の次で
可愛さや癒しを提供し、夢を見せたり、元気を与えるのがお仕事という認識が一般的に浸透してると思います。

それをプロとしてお金をいただきながらやるならば

「視力をほとんど失ってる状態でアイドルを続けることを選んだのはその人の意思なので、そういった姿を微々たりとも見せずにパフォーマンスをする」

ということは、プロとして求められるであろうこととなってくると思うので
そのアイドルさんがとても頑張られてるのは理解できるのですが
特別なことではないように思います。


そんなことを言えば
世の中アイドルじゃなくても
何かしらの理由を抱えながら
そんな姿を見せずに気丈にお仕事を
頑張ってる人はたくさんいます。

例えば私は母子家庭で
いろんな家庭の事情を抱えながら育ちましたが
過去に某有名アイドルアーティストが

「幼少期に父親が蒸発していきなりいなくなった」

ということを、ものすごい出来事かのように
悲観的に語ってたのを知った瞬間

え、離婚ってそんなもんじゃないの?

と思っていました。

私は4歳の頃に両親が離婚しているのですが
最初は兄は父親に引き取られ
私が母親に引き取られるという風に決まり
ある朝玄関に父と兄が立っていて

私「どこに行くん?」
父「お兄ちゃんと遊びに行くねん」
私「私も行きたい!」
父「Ne-Raにはちょっと危ないところやから無理や。すぐ帰ってくるから」
私「いやや!私も行く!連れてって!」
父「ごめんなぁ。すぐ帰ってくるから」
私「いややぁ!行く〜!」
母「Ne-Raちゃん、今日はママと一緒にお留守番しとこ。な?」

ってな感じで、泣く泣く父と兄を見送り
数日間帰りを待ったけど父と兄はずっと
帰ってこずに、その後小さなアパートに
母と引っ越したのを覚えています。


だけどその後
両親が私と兄を遊ばせようと公園で会い
母が買い物に行くからと、父に私を見てと言って買い物に行った後

父はまさかの私を誘拐し
兄と私を自分の家に連れ帰ったという。
(その時の母親の気持ちを思うと…🥲)


その後、母はもちろん私を連れ戻しに来たけど
私があまりにもお兄ちゃんっ子だったので
帰らないと言い、数ヶ月間、私は父親の家で暮らしました。

父親の家に預かられている間
兄は転校先の学校に行っていたのですが
私が通っていた保育園は遠かったため
父親が仕事に行ってる間
私は父親の兄家族に預けられていました。

もちろん小さな頃の記憶なので
そこまで鮮明に覚えているわけでは
ないです。

しかし、その父親の兄の奥さんは
おっとりしていて温厚な人でしたが
私より1つ年上の意地悪で乱暴な男の子と
私より3つ年下の超わがままで生意気な女の子と
接する時が超ストレスだったという感情だけは
今でも覚えています。

その後、父親が私の保育園から近いマンションに引っ越し、父側の祖父が私の面倒を見ながら
時々、私の母親も、私の世話をしにくるようになりました。

そしてしばらくしてから
私が6歳の頃、私の母親が私と兄を両方引き取りにきて、私と兄は母親に引き取られることになりました。

私の母親いわく

「あんたら2人を引き取るって決めて、仕事してお金用意してたんや。」

と言っていました。
当時、今より女性が働ける職場なんて少なかったと思うし、母親は中卒だったので、とても苦労したと思います。

ちなみに私の実父とは、大人になって会いましたが、当時のことを

「Ne-Raと兄ちゃんが遊んでるとこを見たら、兄妹は離れたらアカンって思ったんや。だから、Ne-Raを家に連れて帰ってん」

と、私が兄っ子だったのを見て
連れ帰ったみたいでした。

が、しかし。

私の父親の話しを聞いていたら
保育園料を父親が滞納していたと母親が言ってたし、
母親は体が弱いながらも教育費を父親やから一切受け取っていなかったので

お母さんの大優勝!!

と私は今声を大にして言いたいです笑

ちなみにそんな実父は
その後、再婚をして2人の子供を作り
(また上が男の子で下が女の子っていうw)

離婚することもなく
とても真面目に暮らしてるそうです。

また、離婚してから私達が成人するまで
何度も車で近くまで来て
時々こっそりと私達の様子を見に来ていたそうです。

だがしかし。
私はこのことを子供の頃から少しも

悲観的に捉えたことがありませんでした。

だから、某有名アーティストが
自身の両親の離婚エピソードを語った時

え、そんなことでそんな悲観的になってるの?
で、有名人だからって理由でここまでスポットライトが当たるの?
もっと壮絶な人、世の中にいっぱいいてるのに?

と率直に思いました。

その反面、安室ちゃんは
もっと壮絶な幼少期を過ごしながらも
負けずにスカウトされたアクターズスクールに
徒歩で往復数時間かけて通い

母親のあの悲しい事件が起こっても

「私可哀想でしょ」

オーラを一切出さないその姿を
私は尊敬の眼差しで見ていました。

特に母親のあの悲しい事件は
自分が病気になったとか
自分への災いよりも、精神的ダメージが
えぐかったと思うんです。

比較をしたいわけではありませんが
私が自分の身に置き換えてみると…
と思うと、そう感じるということです。


特に現代は、離婚なんて普通の時代になっています。

また、離婚がどうのじゃなくても
いろいろ抱えて生きている人はたくさんいます。

そして、本気で頑張ってる人もいれば
頑張ってるふりをしている人もいるし

人それぞれ生まれ持ったものが違うので
頑張れるペースも人それぞれだと思っています。

だけど、どれを選ぶかは常に自分自身だと思うので、そのほとんど視力がなくても
アイドルを頑張ってる人は、アイドルを頑張ることができて喜びを感じられるからこそ
その選択をしているのではないでしょうか?

ということは、同情も悲観も必要ないということになりますよね。
(見てる側が同情したりするのはその人の自由ですが)


ちなみに私はやや虚弱体質のアレルギー体質で
無理してないのに、体がすぐダウンすることに
とてももどかしい気持ちになることが多い日々を送っていますが

それでも音楽を作ったり、歌を歌ったり
動画を作って投稿をする理由は

それをやれずにはいられないから

です。

ただ、虚弱体質だったり、何かあったら報告することは、キチンと応援してくださってる方々に、知っといてもらいたいと思ってやっていることであり

それを悲観的だとかは思ってません。

むしろ、創作できて嬉しいです。

それを選択しているのは私なので。

そう、生きてるだけでみんな頑張ってます。

ただ、専門的な分野になると
がむしゃらに頑張るのは違う気がするとも思います。


エンタメは一般人が数値で示すことができないので、あやふやになりやすい分野です。
それ故に、摩訶不思議なことや
損害が起きやすい世界でもありますが

これが医療となると

手術が下手なのに
頑張りだけで外科医になれるのか?

みたいな。

考えただけで恐ろしいですよね。

美容室に行って明らかにものすごい失敗されたとして(髪の毛ガタガタ、カラーはムラすぎるなど)

「だけど私はこんなにも頑張ってるんだよ!」

って言われたら

知らんがな

って感じだし。

だけどエンタメの世界では
成り立ってしまうこともあるみたいなんですよね。

と、思っていたことを綴ってみました。

ただ、人には得手不得手というものがあるので
完璧を求めるのは違うとは思うのですが

日本の経済のことも含めて
私は常に考えています。

ちなみにその某芸人が言ってたアイドルさんは、
もはや現時点のお話しでは関係なくなってるので
そのアイドルさんへの批判ではないことを
理解していただけると幸いです。

ただ、例として
いろいろなお話しを出してみました。

興味がある方はこちらを読むと
さらに理解が深まるかもしれません↓


では!

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