2作目のアルバム[with the beatles]の和訳を終えて

この連載でビートルズの曲をすべて和訳するチャレンジの真っ最中です。

昨日の記事を終えて、2作目「With the Beatles」の和訳が完了しました（長かった。）
キリがいいので今回はこのアルバムについて語ろうかなと思います

リリースは1963年

このアルバムは1963.11.22にリリースされました。本作よりモノラル盤とステレオ盤が同時リリースされるようになりました。オリジナル曲8曲に加え6曲のカバーを加えたABあわせ14曲の曲構成で、収録曲のほとんどがモータウン、もしくはR&Bナンバーとなっています。

先行シングル（アルバム内の曲をシングルとして先にリリースする）をせず、すべてアルバム用に曲を用意しているのも本作の特徴です。

ハーフシャドウ法のジャケットデザイン

ジャケットの、顔半分を隠すデザインというのは今でこそよく見かけますが、当時では画期的なデザインでした。

「Half Shadow」の画像、写真素材、ベクター画像 | Shutterstock

隠すことによって、どこか不気味さやそこを見せない不思議さをジャケットからも醸し出しています。ビートルズ自身、ファーストからセカンドアルバムになるにつれ、歌詞の深さ、オリジナル曲の創意性など、どんどん進化している部分が見受けられ、ジャケットのデザインからもこれからのビートルズがどのように進んでいくか、まだ見せていないもう一つの顔を想起するようなデザインで、僕はとても好みです。

前作を超えた作品

2021年現在、このアルバムは10億枚以上の総売り上げを誇っています。とんでもない大名作。

驚愕のイギリスチャート連続1位記録

このアルバムがリリースされて以来、当時のイギリスチャートで21週連続一位記録を樹立しております。（21週だからだいたい150日、半年弱ってところ。鬼滅の刃もびっくらぽんよ。）

ちなみにこのリリース前は1作目アルバムが1位をランニングしていたことからも、ビートルズの人気のすごさは改めて実感しますね、すごいことです。

最後に

僕がこのアルバムの中で一番好きなのは「Devil in her heart」です。

カバー曲にはなるのですが、メンバの掛け合いや、歌詞の意味のとり方によって中身が変わったりと奥深さを感じる曲です。ぜひ聞いてみてください。

では、次回からは3作目に入ろうかと思います。

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