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自立を促す子育てってなんだろう

自立するって何だろう

自立を広辞苑で見てみたらこう書いてあった。

じ‐りつ【自立】
他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。ひとりだち。「経済的に―する」

広辞苑

ふんふん。自分の価値観で判断し、生活することか。

そういえば自律もあるよな
これまた広辞苑で調べてみた。

じ‐りつ【自律】
①自分の行為を主体的に規制すること。外部からの支配や制御から脱して、自身の立てた規範に従って行動すること。

広辞苑

自立と比べて、己を抑えるという意味合いが強いようだ。

子育てをしていると
自立して欲しいなと思うことが多々ある。
でも、詳細までちゃんと考えているわけじゃなくて漠然と。
自分のことは自分でやってよ〜くらい。
自立に向けた子育てとは何かを考えずして
自立して欲しいなと呟く親にはなりたくない。
自立とは何かをしっかり定義づけし
目的を確認した上で
その道のりを見守りたいのである。


自立・自律を自分なりに定義付けしてみる


自立・自律とは何かについては先ほど調べた。
自分なりに解釈するとこうだ。

自分のものさしで事実を受け止め、行動していくこと。ときには、自分を抑えて、自分のやりたくないこともやる。

自分のやりたくないことをやるとは具体的にどんな状況だろうか。

例えば、あなたが中学生だとする。3日後には期末テスト。夕飯を食べ終わり、これから何をしようかと考える。リビングでテレビをみるのか、勉強するのか。
本音はテレビが見たい。でも、テスト勉強もしなくてはいけない。
ここで自分を律することができれば、録画しておいてテストが終わったらみようとなるだろう。しかし、欲望に負け、少しくらいいいやとテレビを見始め、気づけば1時間経っていたなんてことにもなりかねない。

要するに、自分を律するとは、未来への種まきなのだろう。
なりたい未来をイメージすることができれば、一過性の欲望に勝てる。自分を抑えることができる。叶えたいことを叶えるためには、好きなことばかりしてもいられないのだ。
みんな、自分を抑えて、その結果を得ている。

どんな未来を手に入れたいのか
これを見通す力が自分を律する能力に繋がってくるのだ。



伝えられる子どもに

子どもには、未来にどうなりたいのか。自分の心から望む未来を描く力をつけて欲しい。

誰に押し付けられたわけでもない、自分の心から望む未来。それを描けるかどうかが、自立・自立への一歩である。

私の娘はまだ一歳半。
自分の未来を明確にするのはまだ早い。が、これが食べたい!あれで遊びたい!と、自分のやりたいことははっきりと伝えられるようになってきた。

今やりたいことを真っ直ぐに臆せずに伝えられる。そんな子になって欲しい。そしたらきっと、未来でやりたいことを真っ直ぐに伝えてくれると思うから。

私は、いつも機嫌良く、いつ話しかけても良さそうな母親でいたいものである。

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