宇宙旅行30年目
自分の今までと、家族や友人の価値観について
否応なしに考えざるを得ない機会が連続して
急襲してきたので思ったことを吐き出したい。
生きていくのが、宇宙旅行に思えた。
5歳くらいまでの、僕の宇宙にはダンゴムシをはじめ、たくさんの虫がキラキラしていて、
10歳くらいまでの、僕の宇宙には、漂う他の人たちが沢山飛ぶようになったけど、窓の中を覗く勇気はなかった。
あと大きい蹴りたくなる彗星が飛んできていた。
15歳くらいには、蹴りたい彗星が遠くの頭上を通り過ぎて行って、
何かが向かってくるのが見えてきた。何かが体を掠ったりした。
18歳くらいには、見たことない文字やら数字やらの礫の嵐が全身を叩きつけてくるから脇に逸れてやり過ごしてたら、
25歳くらいには、礫の嵐の中から沢山のマッチョが飛び出してきて気圧されながらもその群れを追いかけた。
宇宙旅行30年目。
人それぞれ、宇宙があって、それぞれの宇宙にはそれぞれの法則があって、それが当然。
他の人の宇宙にお邪魔すると、見たことない景色があることもあれば、
呼吸が出来なくなってしまうことも、楽しいと思ってたら突然隕石にぶつかりそうになったこともあった。
それぞれの宇宙の法則は、放り出された人々に、
個人差がありますので、用法量を守って
正しく旅行する必要がある。
他人の宇宙なんて結局はよく分からないから、楽しかったらラッキーで、理解に苦しんだら当然なんだと思えるようになって楽しくなってきた。
素敵なのは、皆それぞれの宇宙があって、それを分かりながら、諦めながらも愛おしみながら、
自分の宇宙旅行をすることなのかもしれないと思った、宇宙旅行30年目。
僕の宇宙はまだ青い。青い宇宙を楽しみたい。できれば、緑みの青にしたい。
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