Shuto Ino

秩父に木を植えてます🌳心の中の沈殿物を刮ぎ着ける(?) 緑のために何かするって、楽し…

Shuto Ino

秩父に木を植えてます🌳心の中の沈殿物を刮ぎ着ける(?) 緑のために何かするって、楽しいのかも!と思ったら、一つ何か試してみて下さい!

最近の記事

  • 固定された記事

若木もゆっくりと旅をする。ー『旅をする木』を読んで

自然好きが昂じて秩父に木を植えてます。仕事は広告、趣味はキャンプ,ランニング,フットサル,読書,バーの店長です。 ―――― 毎夏、日焼け止めを塗る努力をする。 でも毎年9月以降の僕は結局こんがりしている。 ただ、今年の日焼けは訳が違う。毎年の如く炎天下で走り回ったせいではない。 リモートワークの恩恵だ。使える時間が増えたから、昼休みや就業前の時間、公園で本を読むのが習慣になった。 ▼縄張り もう一つ新たな習慣の話をすると、これからは、発信を習慣化していくことにし

    • SANABAGUN. が2年半布団に帰る日。

      銃って、日本人にはあんま馴染みないですよね。 チェーンソーマンで重要な銃の悪魔ってのが いるらしい とかみたく、イメージはし易いし アイコンとしてはとっつき易いけど、 目の前にしたこともないから 空想上のものというか。 僕も銃には馴染みないんですけど、 銃の子供たちには縁があって。 正確には Son of a gun をサナバガンと読んで、SANABAGUN. って書く JazzとHipHop の8人、および11人のかっこいい男の人たちとのご縁です。 Son of a g

      • 宇宙旅行30年目

        自分の今までと、家族や友人の価値観について 否応なしに考えざるを得ない機会が連続して 急襲してきたので思ったことを吐き出したい。 生きていくのが、宇宙旅行に思えた。 5歳くらいまでの、僕の宇宙にはダンゴムシをはじめ、たくさんの虫がキラキラしていて、 10歳くらいまでの、僕の宇宙には、漂う他の人たちが沢山飛ぶようになったけど、窓の中を覗く勇気はなかった。 あと大きい蹴りたくなる彗星が飛んできていた。 15歳くらいには、蹴りたい彗星が遠くの頭上を通り過ぎて行って、 何

        • 網膜

          令和6年の七夕、己が白について1割以上の日本人が考えたと思う。何が鉛色で何が銀鼠かも悩ましかった。 けれど、この網膜に映る、緑と青は変わらない。周りの眼には様々に灰色かもしれない。 この鉛色が白を覆う重ったるさが、夏を夏たらしめる青と緑をも飲み込もうとしていることにも、沈む心の奥の方で勘づく人がいてほしい。 生き死にを気にして、青と緑と白の中に駆け出せないなんて。夏は令和の子には何色なのか。

        • 固定された記事

        若木もゆっくりと旅をする。ー『旅をする木』を読んで

          「人」2023

          2023年は僕にとって「人」の年だった。 人を考えて、人のお陰で豊かな感情に出会え、 幸多くアッという間に過ぎていった。 幼い頃は引っ込み思案だったし、それ以降の 今に至るまでの経験もそうさせているんだろう。 その中でも、今年は凄く「人」を考えることに 時間を使った年だった。 コロナ明けが非常に重要だったのは勿論だし、 初めて職場で率いる側になったのも濃い変化で、 日々呆けが進む祖母と母のいる家で過ごす中での 立場の変化も大きかった。頭も多く抱えた。 友人の結婚式に出席

          タモリさんと地層

          自分がどうなりたいか、という話になった時に、数字や「何をしていたいか」という具体的な形にして話すのが、僕はまだ得意ではない。 得意ではないのだけど、言う度それ以前よりしっくりくる感覚と共に口を突いて出てくるのが、いつも「タモリさんの様になりたい」だ。 少し前にブラタモリが終わるらしいと聞いて、人となりをそのまま映したような、澄んだ瞳に映る素敵さを視聴者にも自然と感じさせてしまう、時めく作品との別れが寂しくなった。 僕がタモリさんに憧れる大きな理由の一つは、タモリさんが面

          タモリさんと地層

          神託と菜食

          ある宗教では信徒に、「財産を全て捧げないと悪魔にやられる」ことがあり、財産の寄付がそれを救うことがあるとされている。 宗教は人々を導く「戒律」、「その信条上の道徳的規範」に従えば、無条件の救済を説くものであると思っている。これは良くも悪くも深い論理や思考を超越したストーリーを通して人々を導くからこそ、強大な影響力を持ち心を救う、という宗教の大きな特徴だと思う。 この夏、世界は過去経験したことがないほどの灼熱にさらされている。 日本の人達も、肌身を持って「危なさ」を感じたの

          神託と菜食

          なんで焚火って,良いんだ?

          職場の同僚にも友人にも、「あいつは週末キャンプにばかり行っている」と言われるようになった。 焚火で煙臭くなった頭を銭湯で入念に洗いながらキャンプを振り返ると「大切なのが何なのか、ボーっとしてると勝手に見えてくる」と感覚的に気づいた。だから、何度も山に通うようになったのかも、と思ったのは初ソロキャンプの後だった。 キャンプ直後の秩父の温泉で整いの最中、焚き火の魅力が頭の中に姿を現してきたので、皆さんにも聞いてもらい、もしかしたら一緒に焚火で乾杯出来るかもしれぬと思って書くこ

          なんで焚火って,良いんだ?