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機能セットで思想を分類する試み INFJが提唱 MBTI ユング心理学

これが結論。


サイコパスグループはヘーゲル、マキャベリのような無味乾燥な法体系や組織の構造を構築する理論。一番わかりやすいのは性悪説を前提とした法家。始皇帝や韓非子がわかりやすい典型例。

キリスト教社会でアウグスティヌスやトマスアクィナスのような世界観の構築した連中も、ここである傾向が強い。となれば、仏教も体系化にあたってここと言える。

効率的に支配したり、最大効用を狙いとするのが目的。社会契約説でもホッブスはここのグループと思われる。


甘えんぼグループはハイデガーのように「私はこう思う」系の世界観の構築やサルトルのような実存主義がここ。儒教や性善説のような人間がいるのを前提とした理論構築。

プラトンの哲人政治や構造主義なんかもここで、サンデルやロールズのような共同体主義的な理論構築もここ。特徴としては理論構築の段階でどっかに隙が出来ているから、後世にすぐ修正されやすい傾向がある。

要は、孔子のような他人の善性に期待する、ちょっと甘ったるい思想が甘えんぼグループ。だから、同じ社会契約説でもルソー、ジョンロックはここだと思われる


不思議ちゃんグループは認識や知覚のようなものにこだわって、とにかくなに書いてあるかわからんレベルで難解な傾向がある。カント、ヴィトゲンシュタイン、フッサール、ラカン、この辺りの知覚論、認識論、言語論、現象学が総じてここ。

FeSiで、一人一人の知覚がそれぞれ違うのを正確に認識してるから、理論構築における第一歩の間違い=知覚を修正してくるのが不思議ちゃん。


聖人君子グループは出来上がった思想や理論を見て「そこ違うね」って指摘するグループ。儒家や法家のアンチテーゼの老子、プラトン哲学にツッコミを入れたアリストテレス、近代主義に対してツッコミを入れたゲーテやショーペンハウアーがここのグループ。

FeSeでコモンセンスを捉えるのが上手いから、構築された理論体系に対して「ふつーに考えて、それおかしくね」ってツッコミを入れるのが上手い。

キリスト自身はここの傾向を多分に含んでいて、「そもそも人として神との向き合い方を再構築すればこうじゃない?」という提唱をしてる。

勘違いされそうな孫子は聖人君子グループ。縦横家や兵法家が外交や戦争の仕方を突き詰めた上で「人間性の不在ゆえ」に本末転倒なことをし出したら、「そもそも戦争は何のためにするの?」と言う問いかけから始まってる。典型的な聖人君子グループの在り方と言える、


最後に、余談として、聖人君子グループの思想傾向の定義に照らし合わせると、ジャンヌダルク=INFJ説はちょっと怪しい。


共同研究者であるzakuroさんのnote
https://note.com/zakuro_tks

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