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コンテ激怒 トッテナム・ホットスパーの憂鬱

今回の記事はスパーズファンの方は読まない方がいいです。元スパーズファンが書いてるものですから。

トッテナムの監督アントニオ・コンテが「このチームの選手はやる気がない。このチームは勝つ気はないのか。優勝できないぞ」って吠えてましたが、元スパーズファンの自分から言わせれば、「スパーズって優勝候補だっけ?」って首を傾げました。

現在、トッテナムはプレミアビッグ6と呼ばれ強豪扱いされています。今のオーナーが来てからずいぶん安定して上位に食い込むようになりました。さらに、プレミアのチーム市場価値が2010年くらいから指数関数的に高騰し、トッテナムもその波の乗ったのか、現状では世界トップ10くらいに位置しています。そして、近年はプレミアで優勝争いに参加したり、CL決勝まで行ったりと大躍進を遂げた感があります。この時期に、自分はスパーズファンを辞めました。

理由は「チームの運営方針がよくわからん」からです。

「もし」があるのなら、トッテナムはシティクラスの強豪になっていた可能性もあるのかもしれません。このクラブは先見の明があるのかバロンドールクラスやワールドクラスのタレントをたびたび獲得しています。以下のリストが、2001年にダニエル・リーヴィが会長に就任した後に獲得した選手です。

バロンドールクラス
ギャレス・ベイル ルカ・モドリッチ ハリー・ケイン

ワールドクラス
マイケル・キャリック カイル・ウォーカー ソン・フンミン
クリスティアン・エリクセン キーラン・トリッピアー
ソル・キャンベル デレ・アリ ディミタール・ベルバトフ
クリスティアン・ロメロ ウーゴ・ロリス
トビー・アンデルヴェイレルド ヤン・フェルトンゲン

つまり、何が言いたいかと言うと

GKロリス
DFウォーカー フェルトンゲン アンデルヴェイレルド トリッピアー
MFエリクセン モドリッチ
FWベイル ケイン ソン・フンミン

に誰かを加えられたってことです。もちろん、ベイルやモドリッチを売ったから今があると言う意見もあるでしょうが、強くなりたいのなら、この二人をベースにチームを作ってもプレミアくらいなら狙えたはずです。

2012 モドリッチ売却 3300万ポンド←安すぎる
2013 ベイル売却 8500万ポンド←当時は高かった
2014 ハリー・ケイン台頭
2015 ソンフンミン アンデルヴェイレルド獲得
2017 カイル・ウォーカー売却 5000万ポンド←妥当

または、売却益で稼ぐ経営モデルを貫くのならケインとフンミンをさっさと値段がつくうちに売却すべきだったのではないかと思うんですよね。アンデルヴェイレルドやフェルトンゲンも衰えてから放出してますし。

つまり、何が言いたいかと言うと「強くなりたいのか儲けたいのかどっちやねん」ってことなんですね。監督人事にもそれが現れていて、方針がブレブレ

2008〜2012 ハリー・レドナップ
2012〜2013 ヴィラス・ボアス
2014〜2019 ポチェッティーノ
2019〜2021 モウリーリョ
2021〜     コンテ

モドリッチとベイルがいた頃は育成調節型のレドナップで育てて売るのかと思いきや、この二人がいなくなってから二人の売却益を遥かに上回る額でパニックバイで中途半端な選手を買い漁り、監督にはWINNOWモードな目先の勝利にコミットメント型の監督ばかり選んでるんですね。監督の目線と選手の質が釣り合わずに、「高く買って安く売る+中途半端にしか勝てない+監督と選手間の空気が悪い」というヘンテコなチームになった辺りで、今のコンテが不平タラタラの土壌が出来上がってたんですね。

トッテナム・ホットスパーというチームは一体何がしたいのでしょう。あの選手層にコンテを連れてきたら、そりゃあコンテも怒りますし、怒られた選手も萎えますよ。ケインとソンフンミンの全盛期も過ぎつつあるわけで、全盛期に売られていったモドリッチ、ベイル、ウォーカーが我が世の春を経験した点を考えても、ちょっとこのチームの運営はどうかなって思います。

因みに、今自分が応援してるチームはブライトンとレアル・マドリードですw

わい「ベイルも移籍か…🤔せや、レアル応援しよ」
→CL三連覇
わい「モドリッチとベイル最高や🤗」
→去年また優勝
わい「ベンゼマも最高や🤗」

わい「育成型のチームどっかないかな」
→わいに三笘薫見つかる
わい「🤔せや、ブライトン応援しよ」
→トロサールがエース
わい「あかん😰三笘くんまたベンチや」
→ポッター引き抜きにあう
わい「デゼルビ最高や🤗」

わい「三苫くん🤗レアルで待っとるで」

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