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介護日記2#84母との初詣と日々気になる事

年末は主人の受診、娘と息子の帰省などが続き慌ただしかった。

結果、母のスケジュールを1日だけ変更する必要があったのだが、それ以外は年末年始は関係無くて、通常通り。

母の体調は有り難い事にあまり変化が無く、常にうとうととするのだが、食事の頃は目が覚めてなんとかほぼ完食。

食べて寝て排泄が出来る事、本当に有り難い。


元日は無理だったが、1月2日は穏やかな天気だったので、近くの神社に散歩がてら二人で初詣に行ってきた。

思ったよりも参拝者が少なくスムーズにお参りが出来た。

その神社は小高い丘の上に在るのだが数年前、従来の階段の他にスロープが整地された。お参りする所もスロープで参拝できる。
母の様な車椅子でも行けるバリアフリーの神社だ。近くにこんな神社が在ることが本当に有り難い。
この場所ではないが、初詣として母と神社に行ったのは私の高校合格祈願に行った中学生以来かもしれない。
そう思うと何だかジーンとした。
もちろん去年も母とこの神社に参拝はしたのだが、かなり遅い時期で成人の日だった。

貴重な1日になった。



母の小さな事は気になるし、気にしたい。小さな変化の時に気づくのが大切だと介護の仕事をしていた時に学んだ。特に看護師さんの観察眼から学んだ事。



例えば皮膚。

以前から仙骨付近に(おしりの辺り)5ミリ位の傷があって、塞がったりバックリ裂けていたりを繰り返している。
医師から処方されたアズノール軟膏を塗布して様子を見ていたのだが、この数日塞がっている。またきっと悪くなるだろうけれどその時は最善を尽くすのみ。

足の踵が約1センチ程、昨年の入院中黒く変色していたが、退院した後就寝時にアズノール軟膏を薄く塗布し、必ず足にクッションを当て足を浮かせるようにしたら約一ヶ月後、足湯中に1円玉大の皮がベロリと剥げて綺麗な肌色になった。
クッションを当て足を浮かせるのは継続している。

首周りは昨年辺りから何度か繰り返しているのだが、左側の皮膚と皮膚が重なっているところが炎症し赤くなり浸出液が出てしまっている。
ヘパリンローションを処方してもらい1日に数回塗布し、ガーゼを当てていたのだがなんとか1週間で赤みが薄くなってきた。

全体的に抵抗力が弱くなっているのかもしれない。



そして呼吸。

レビー小体型認知症の症状である自律神経の影響で、血圧の変動が激しい。低くなった時、呼吸がきつそうになる。
きつそうな時、背中を擦ると少しずつ落ち着くので最近は強めに擦ってみている。



そして先日、お世話になっている看護小規模多機能からの送迎予定の時間になるのでジャンバーを着せたりしていた。
左手に触れるとブヨブヨとした感触が。

右手は問題ない。

左手の甲に明らかにタプタプとした浮腫がある。そして左手全体にも浮腫があるようだったが、服を脱がしてまでは確認しなかった。

施設には看護師さんが在中しているので連絡ノートに記載する。

これまで浮腫になる事が無かったのだが、なんだろうか。
腎臓が弱っているのだろうか。

どちらにせよ全てを受け入れるしか無いのだが。

大丈夫になりますように。



色々な所が、良くなったり悪くなったり繰り返しながら少しずつ少しずつ前に進んでいる。

私も今この一瞬を懸命に生きようと思う。
明日何が起きるかわからない。
出来るだけ後悔しないように。


読んで下さってありがとうございます
明日、良いことがありますように(バラ)