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介護日記2#75母の左脇が真っ赤に炎症していた

母が家で過ごしていた日の事。
いつものように昼食を済ませた後、体温と血圧を測定。

ピピッと体温計の音がしたので左脇から抜き取る。その間に血圧も測定終了。

体温と血圧の値をノートに記載。

少しだけ37.1度と体温が高かったのでもう一度計り直そうと体温計を改めて見たら先端が汚れていた。

あれ?体温計に何か着いている。
???
何か最初は分からなかった。

体温計の汚れを拭き取り、改めて左脇に挟もうとした。
左脇にふと目をやると赤くなっている。

慌てて、よく見ようと脇をゆっくり持ち上げると、かなり広範囲真っ赤になってただれたようになっていた。
体液も少しにじんでいた。
汚れていたのはそのせいだった。

前日もその日の朝も体温計を左脇に挟んだのだが気にならなかった。
いつからそんなふうになっていたのだろうか。

前日午後帰宅して、2日後の午前中に施設に出発するスケジュール。

炎症に気付いたその日は、丸1日自宅で過ごす日。
そして午後に訪問看護の看護師さんが訪問する日だったので、見て貰うことにした。

看護師さんが訪問。

まず見て貰う。
ちょうど帰宅前の入浴時に立ち会ったそうで左脇には炎症は無かったとのこと。


半年程前に左頸部が炎症していたことがあって、その症状と全く同じだった。


その時処方して貰ったヘパリンローションを塗布して様子を見ることに。
痛みの訴えもあったので、酷くなったらどうしようと心配だった。
翌朝、皮膚の状態は大きくは変わらず炎症したまま施設へ行った。

その翌日、再び母が帰宅。
まず左脇を見てみる。
体液はほとんど出ていないが、まだ広範囲で赤くなっている。ヘパリンローションを塗布し、脇を閉じないようにクッションを挟んで過ごしてもらった。

母は右腕はそうでもないのだが、左腕は常に力が入りギュッと脇を閉じている事が多いのだ。気休め位しかクッションは役にたっていないかもしれないが。

前回言っていた痛みの訴えは無かったのでちょっとだけほっとした。

翌朝、真っ先に左脇を見てみる。
少し乾燥してきている。
そして前日まで炎症して真っ赤だったのが、少しだけ薄い色になっているような気がしていた。

10時30分クリニックから訪問診療の医師が訪問。月に2回訪問してくれるのだが、ちょうどこのタイミングで来る日だったのだ。

診療。
左脇を見て貰う。

朝より更に炎症は収まっていて真っ赤だった患部は茶色に変わっていた。

「もう落ち着いているようですね、このままヘパリンローションを付けて様子をみて下さい」

良かった。
治りにくい炎症ではなくて、すぐに落ち着いたから本当に良かった。
治らない場合は皮膚科受診をしなくてはならなかったはず。

ほっとした。
このまま落ち着きます様に。

原因は色々あるだろうが、トラブルはつきもの。本人の抵抗力も弱くなっていると云う事だ。
早期発見、早期対処するしかない。




読んで下さってありがとうございます
今日も明日も良いことがありますように(ヘクソカズラ)

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