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日記#23お別れを云いたかった

コロナになってから、TVやこのnoteなどで最期のお別れが出来なかった話を沢山見聞きしていた。

昨日、遠く離れた主人の親戚が旅立ったと一報が入ったのだが、悩みに悩んだ結果電報を送るだけとなった。

きっと今までであればすぐに向かっていただろう。子供の頃からついこの前までずっと可愛がってもらっていたそうだ。

一報を聞いてから、主人は食事があまり入らなくなり夜も眠れなくなったみたいで今朝「具合悪い、眠れなかった」と。

主人は色々な影響から人との別れに敏感となって別れの場に行く事を躊躇する。

悲しいけれど、泣けない。

辛くて、食べれない、眠れない。


今回主人が行こうとしていた田舎では地元に住んでいない者は(故人の家族も)PCR検査で陰性、更に3日間自宅待機してから通常の行動していると聞いた。

『もし』

を考えると仕方がない。

最新医療も無いし、拡がってしまったら。

全ての人に迷惑がかかる。

主人自身の為にも電報だけで良かったのだと思っている。

いずれゆっくり田舎で過ごせる日が来るだろう。

必ず来て欲しい。

その時まで、お世話になりましたと感謝し祈ろう。

同じ様にお別れやお礼を直接云えなかった同じ想いをしている人の為に祈ろう。

読んで下さってありがとうございます

今日も明日も良いことがありますように(マーガレット)