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介護日記2#22母とミックスジュース

毎日寒くなってきた。
雪も降ってきた。
ニュースにもなる程支障が出ている所も。無事を祈る。


母が介護5になって自宅で迎えるはじめての冬、年末年始。

去年は病院の中だった。

面会もコロナ禍で出来なかった。

2年前は介護1。その頃が懐かしい。私も仕事に行っていたし、母も毎日を楽しんで生きていたように思う。

今は淡々と1日を過ごす。

2年前の少し前からデイサービスの車が到着しても車に乗り込む迄に10分以上またはそれ以上かかったり、気付かなかったりしているようだと。
今後どうするか相談があった。

私は正社員からパート勤務に変えてもらって送り出すようにした。
その矢先、転倒し骨折。
様々な病気になり手術や入院をへて去年の3月から家と看護小規模多機能とを往き来する生活が始まって9ヶ月。
私は心が壊れて退職。

なんとか今は私も母も落ち着いている。

9ヶ月間何もなかったわけではないが、母は命に関わる病気にはならなかった。
しかし自分の意思で動く事は難しい。
食べる事、寝返りをうつことですら自分では難しい。

これから冬本番。

我が家はとても寒い。
近隣の日当たりの影響もあって
とても寒い。

暖房を付けないとすぐに10度以下になってしまう。

母も私も手足が冷たい。

はじめての冬を上手く越せるだろうか。

ちょっと心配。

温め用お茶が入っていたペットボトルに人肌位の暖かいお湯を入れて湯タンポ替わりに使ってみた。
暖かくて良いかも。

母もそっと握っている。そしてその母の手もほんのり暖かくなっている。
暫く使ってみよう。


何か気になる症状の時はかかりつけ医にまず電話。

24時間対応してくれるので心強い。

看護小規模多機能もすぐに対応してくれる。

1人で悩まないで済むのは有難いと思う。



1度止めていたアムロジピンを再度服用するようになって血圧の変動はやはり有るものの、ずっと高いままということはなく比較的落ち着いている。

疥癬で痒かった部位の赤味もようやく枯れて目立たなくなってきた。

アムロジピンを止めていた約3ヶ月は目がぱっちり開いて言葉もきちんと伝わり、会話が私や看護師さん、かかりつけ医と出来ていた。

薬の副作用なのだと思う。またレビー小体型認知症には薬物の過剰反応がかなり出る事が分かっている。

残念ながら先週位から何を話しているのかこちらには伝わらず、こちらからの声かけにも反応があまり無くなってボーッと焦点の合わない目をする様になった。

ほんの一瞬会話が繋がる瞬間がある。
その一瞬を支えに今日も母を家に迎える。


食欲だけは変わらない。

ミキサー食にすればほとんどの食べ物を食べる事が出来る。

今は母の好物であるみかんやりんご、さつまいもなどが美味しくなってきた。

先日ご近所さんから頂いた柚子と、みかんをミキサーにかけた後、繊維が多いので一旦裏ごしをしてその果汁と、りんご・バナナを一緒にミキサーにかけてミックスジュースを作りとろみを付けてみた。

目をまーるくして沢山美味しそうに食べてくれた。


そういえば先日訪問診療の先生が採血をしたいと。

前回の採血は約一年前、その時は腕から1度やってみるも失敗、結局次回に持ち越し。そして腕からでは無理と判断され大腿部から採血をした。
なので今回も腕を確認はしてみたものの…やはり難しいと判断された。

結論としては、採血は体調不良の時に(緊急時)大腿部から採血をする事になるようだ。

大きな変化はなくて良いので、1日でも穏やかな日が過ごせますようにと願う。

もうすぐ今年も終わりを迎える。

来年はどんな1年になるのだろうか。

笑顔で過ごせる1年であります様に。

皆様にとっても良い年になります様に。


読んでいただきありがとうごさいます

今日も明日も良いことがありますように