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日記#121ご近所さんの救急搬送

我が家の近所には、介護施設が何件もあって、夜になると救急車が頻繁にやって来る。

あ〜まただ
そう思いながら現場での大変さを想像し、日常が過ぎる。


その夜、救急車の音が響きすぐ近くでとまった。

介護施設ではなかった。

今回はすぐ近く、2件隣の70歳一人暮らしの女性宅。

普段は、顔を合わせると挨拶をしたり、世間話をしたり。私と母が散歩をする時には、いつも母に声をかけてくださる方。

「数日前にも自分で救急車を呼んだらしいのよ」私と同じ位に救急車の音にびっくりして飛び出してきた向かいのおばちゃん。

今回の1人暮らしのご近所さんは、最近調子が悪かったらしい。

そういえば近頃お見かけしていないかも。

犬とうさぎを飼っていて、以前入院した時は知人に頼んでお世話してもらったと本人から聞いた。
今回も入院となったならそう段取りをするのだろう。
やはり色々大変だ。

一人暮らしは気ままで楽だとは思うけれど、万が一の状態になった時などやはり心配になる。

実際、数年前の事だが、一人暮らしのご近所さんが家で亡くなり、その方のご家族が数日後に発見したと聞いた事もあるのだから。

家族など近くにいて毎日顔をあわせるならばよいが、そうでない場合、年齢に関わらず何かしら対策が必要なのだ、そんなことを考えた夜だった。

今回はご本人が救急に連絡出来ているので、大丈夫ではないかと思っているのだが。

大病でありませんように。

自分がどんな状態で命の終わりを迎えるのかなんて全く分からない。

散歩の途中で、買い物先で、自宅で1人の時に、入浴中に。

考えればきりがない。

ペットの事、家の事、連絡の事、諸々気になる事は限り無くある。

それでも今を精一杯生きる。

読んで下さってありがとうございます(ムスカリ)

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レビー小体型認知症母の介護日記(ジュゴンM)
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