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【雑談】「口ベタ」の「く」の字も言うな!


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年7月6日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【雑談】「口ベタ」の「く」の字も言うな!

というものです。

話すのは得意?

土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。

あなたは話すのが得意ですか?

ひとことで話すと言っても色々なので、こう訊かれても答えに困りますよね。

例えば人前で話すってことになるとかなりハードルが上がってしまうので、大抵の人は得意じゃないですって答えそうです。

じゃあ友達と話すのは?と訊くと、まあまあ大丈夫ってことになりそうですけど、初対面の人と話すってことになると人見知りで……なんていう人が多そうですよね。

もちろん割と平気っていう人もいるでしょう。

仕事だったら話せるっていう人も案外多いでしょうね。

話すのが苦手という人でも仕事ってことになるとなんとかなる人もいます。

仕事の場合はある程度話すことが決まってくるし話す訓練もすることがありますしね。

正直な話、僕は話すのが得意ではありません。

ただ、得意ではないけれど話すのは好きなのです。

いつももっと上手に話せたらなと思います。

上手にっていうのは解像度が低すぎますよね。

筋道を立てて話せるとか、思ったことが表現できる語彙をたくさん持っているとか、滑舌を良くしたいとか、いつでも気の利いたことが言えるようになりたいとか、そういう話すテクニックのレベルのこともありますが、そもそもほかの人に話を切り出すのに必要な勇気が欲しいなんていうことなど、諸々を含めて上手になりたいと思っているのです。

他にもできたらいいなと思うことはありますが、なんとなくこういう諸々のことがうまくできないことを口下手なんて言っちゃうことがあります。

不器用ですから

自分、不器用ですから

っていうセリフを聞いたことはありますか?

名優の高倉健さんの有名なセリフで、今はあらゆるメディアでミームといっていいくらい使われていますね。

ソースを知らない方も結構いるかもしれません。

このセリフがミームになっているのは、高倉健さんがものすごくストイックな名人と言ってもいい俳優だからです。

誤解を恐れずに言うと不器用な男を演じる名人だったということだと思うのです。

演じると言いましたが、画面の外でのストイックなエピソードもたくさんあって、生き方自体が高倉健だった感じなのですね。

高倉健さんが言う「自分、不器用ですから」というセリフは、凡人が言うとギャグになります。

だからミームになったと言ってもいいでしょう。

みんなが届かないことが分かっている不器用さを、届かないから逆説的に不器用と言っている感じでしょうか。

なんだかよくわからなくなってしまいましたが(笑)

口下手とサボりは違う

口下手と言ったり聞いたりするとき、僕は不器用ミームと同じような滑稽さを感じることがあります。

ろくに挨拶もできない人って案外多いと思うんです。

この場合のできないは、例えばこんにちはってちゃんと発声するというレベルができないという意味です。

そんな人いないだろうと思うかもしれません。

じゃあ、今口に出して言ってみてください。

……

言えましたか?

多分大半の人は口に出していないですよね?

もちろん声を出していい場所かどうかってこともあるでしょうけど、出していい場所なら本当にきちんと言えますか?

やってみるとわかりますけど、とっさには口が回らないことが割とあるんです。

自分では言えるけど言ってないだけと思っているでしょうけど、実は言えないので言っていないのです。

ここで今回のタイトル回収です。

「口ベタ」の「く」の字も言うなってことですね。

言う努力をしてやっと口下手なんですよ。

口下手なんて言えるのは最低限こんにちは・さようなら・ありがとう・ごめんなさいくらいは当たり前に言えてからなのです。

もちろん人に対してですよ(笑)

自分、口下手ですから」って言えるようになるために、とりあえず朝、顔を洗う時に鏡を見ておはようございますと口に出して言ってみてください。

最初は抵抗があって言えないし、言ってみたら今度は噛んじゃったりイントネーションがおかしかったりするものですが、3日もやれば慣れてちゃんと大きな声で普通に言えるようになります。

口下手になるには練習がいるってことです。

次はありがとうございますって言いましょう。

せっかく練習するのだから、次は実際の場面で使う訓練をしましょう。

やってみるとわかりますが最初はものすごく勇気がいるんです。

でもやっているうちに自然に言葉が出るようになってきます。

こうなったら口下手の仲間入りです。

もっと上手に話せる練習にステップアップしていきましょう。

偉そうに言っていますが、僕はこんなふうに考えながら日々話す練習をしています。

恥ずかしいことばかりでくじけそうになることがよくあります。

あの時どうしてあんなふうに言ってしまったんだろう?

違う言い方があったんじゃないか……

なんて自己嫌悪に陥ることもよくあります。

でも毎日練習したおかげか、良い印象を持ってくれる人がちらほら出てきました。

いい年ですし、周りの人に何かとお世話になっていることをちゃんと意識しなければと思っているのです。

やっと「口下手なので」って言えるようになったかなと思っているところなのです。

皆さんはどう思いますか。

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どうぞよろしくお願いします。

今回は、「口ベタ」の「く」の字も言うなという話をしました。

今日はここまで。

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おわりに

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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