見出し画像

【談】「定活」って聞いたことありますか?

聴いてみよう

この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年8月23日配信の書き起こしです。

読んでみよう

にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

「定活」って聞いたことがありますか?

というものです。

定活ってなに?

僕がこの言葉に触れたのは 3 年ほど前のことでした。

「定活」というのは「定年前活動」という言葉の略です。

定年退職の前に準備することみたいなイメージです。

朝活とか就活とか、「○○活」って言葉結構流行りましたよね。

今でも定着している言葉はありますが、「定活」は一過性だったかなあとも感じます。

ただ、言葉は一過性でも定年退職みたいな割と大きい人生の節目に備える必要性自体は消えていません。

定年制度と人生の変化

定年退職というのは終身雇用を前提とした仕組みです。

一般的には 60 歳から 65 歳で、自動的に雇用契約が終了するイメージですね。

ただ、今はこの制度を維持するのが経済的に困難になってきていて、事実上の定年はもっと早く訪れることも多くなりました。

60 歳とか 65 歳というと、昔はその後の人生はあまり長くありませんでした。

定年退職して、せいぜい 10 年くらい余生を送るという感じ。

まあ、 30 年か 40 年前まではそんな感覚を持っていました。

でも今はちょっと違います。

2020 年の厚生労働省の発表によると、日本人の平均寿命は女性が 87.74 歳、男性が 81.64 歳だそうです。

先のことは分かりませんが、医療技術の発達を考えると、もっと長生きする可能性も結構高いと思います。

65 歳で定年退職したとしても、その後 20 年以上もあるかもしれないわけですね。

定年後に起きる問題は予想外かも

定年後の不安としてよく言われるのは経済的な問題ですよね。

これはこれでとても大切なことなのですが、実際に起きることのうち経済的な問題はほんの一部です。

お金があれば生きていけるというのはほぼ幻想です。

不安を煽るようですが、これは僕の偽らざる本音なんです。

備えなければならないことはお金のことだけではありません。

例えば趣味を作っておく。

それもいいでしょう。

でも趣味だけで毎日を暮らしていけるほどのめりこんだことはこれまでにありますか?

慌てて作る趣味など続きませんよ。

「ではどうしたらいいのだろう?」

と考えながら、今僕は日々を暮らしています。

現在進行形で結論が出たわけではありませんが、こんな風に考えてこんなふうにやってみたら案外楽しいぞというお話はできると思います。

こんな講座を始めました

というわけでやり始めたのが、

「アラフォーからの定年までにやっておこう定活のはなし」

という講座です。

3 年ほど前に対面のリアル講座としてやってみたものですが、思ったより反響がありました。

定年に限らず、仕事を辞めたらどうなるのか不安に思っている方は多いのですね。

その講座をふと思い出したので、Zoomオンラインでやってみようと思い立ちました。

「アラフォーからの」と謳っている通り、定活を始めるのは早いに越したことはありません。

長く同じ組織で働いていた人には強い思考の癖のようなものがあります。

それを認識して少しずつ違った試行するきっかけをお伝えします。

9 月いっぱいまで金曜日の夜に開校する 90 分の講座です。

概要欄に講座申し込みページへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は見てくださいね。

コメントはこちらで

noteのコメントだけでなく、Stand.fmのコメントや Twitter の DM などでコメントをいただけると嬉しいです。

今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

Podcastの聴き方

Podcastの聴き方は以下のnoteをお読みください。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?