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【雑談】人に決められるのは嫌だが自分で決めるのはもっと嫌というワガママ


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年6月15日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【雑談】人に決められるのは嫌だが自分で決めるのはもっと嫌というワガママ

というものです。

自分で決めることを強いられるようになる

土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。

今回は、そこそこの年齢になっても難しいものだなと思っていることを話してみます。

ティーンの頃って親にいちいちいろいろ言われるのがウザいなと思いますよね。

で、社会に出て仕事をするようになると、先輩や上司が細々と小言をいうのがこれまたうざいなと思うでしょう?

そして、ある程度仕事を続けて30代になると、「あれ?ちょっと違うかも?」と思うわけです。

いろいろ言われなくなってくる代わりに、全部自分で考えて自分でやることを求められるようになっているのですね。

人によっては、後輩や部下のことまで考えてその結果の責任を取らなければならなくなっているかもしれません。

そうなってみると、責任ということが身に染みてわかってくるわけです。

もう少し上になると、誰もやっていないことについて自分で切り拓いていくことを求められることも出てきます。

しかもたくさんの人を巻き込んで。

これは一般的なサラリーマンをモデルにしたもので、人によってはもっと早くから大きな責任を背負いながら物事を進めていく人もいます。

年代の差はあれ、誰でもどこかでそれまでよりも広い責任を負う必要が出てくるものだと思います。

その時にとても大事だけど難しいのが、「決める」ということではないでしょうか。

「決める」ということ

何かを決める時にあらゆる情報が揃っているということはありません。

多かれ少なかれ「賭けてみる」という要素があるのです。

賭けるということは失敗することもあるという意味です。

誰でも失敗したくはないですから、程度の差はあれ、成功を確実にするためにできるだけ情報を集めるでしょう。

そのうえで、何らかのタイミングで決めるわけですよね。

仕事ができる人って、この決めるスピードが早いみたいなのですね。

別にいつも「一か八か」とやっているわけではありません。

日常的に新しいことについて決めるということを大量に繰り返すことで、決めたことが失敗する確率が低くなっているのでしょう。

成功しやすいように決めるためには情報が不可欠ですが、何かを決めるためにその時から情報を集めるのでは遅いので、常に情報収集を怠らないのです。

やっていることに直接関係がないことにも興味を持って見たり調べたりしているのですね。

そういう人は、直感で決めているように見えてそうではないのです。

よくと言われるのはそういうもので、それはやっぱり決めることをたくさん繰り返しているから培われるものなのですよね。

自分で決める訓練

親に色々言われるのはウザいと思い始めるのは、自分で決めたいという気持ちの芽生えなのですが、いつの間にか決めるしんどさに妥協してしまうようになります。

誰かに決めてもらった方が楽ですから、色々放棄して引きこもるなんてこともあります。

でも、遅かれ早かれ決めなければならない時はやってくるのです。

崖っぷちに立つ前に、些細なことでも自分で決めることを繰り返していくことが大事なのですよね。

そこそこの年齢やそれなりの立場になると、素早く決めることが求められるようになります。

いわゆる決断力というものです。

これは一朝一夕に身につくものではありません。

決めることの繰り返しで身につくものです。

言うのは簡単ですが実際にやるのはとても難しいです。

僕は最近、この繰り返しをこの先どれくらいやれるだろうと思うようになりました。

選択肢を狭めると決断が楽になりますが、それは自分の可能性を狭めることでもあります。

たくさんある選択肢から決めるのはエネルギーが必要で、それは体力のあるうちにしかできないのです。

だから若い人にはいつも決めることにチャレンジしてほしいなと思います。

難しいけれど、僕もまだ頑張ってみようと思っています。

今回は、人に決められるのは嫌だが自分で決めるのはもっと嫌というワガママという話をしました。

今日はここまで。

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おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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