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【時刻表】西から東海を通ってまた西へ


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年12月31日配信の書き起こしです。

https://listen.style/p/nchiba/tvyvqaxi

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【時刻表】西から東海を通ってまた西へ

時刻表を読んでいくシリーズです。

山陰本線への興味

日曜日は地図と時刻表の話をしています。

今週は時刻表の話。

時刻表をなんとなく開くなんてことはあまりないものでしょうかね?

僕は、すぐに手に取れる場所に何冊かの時刻表を置いています。

そしてなんとなく開いて眺めることがよくあります。

今日、たまたま開いてみたのは山陰本線のページでした。

山陰本線は、京都から日本海沿いを通って、下関の手前までの長い路線です。

僕は人生のほとんどを北海道で過ごしていて、しかも基本的に出不精ですから、北海道以外は東京の近郊を少し知っている以外は土地勘がありません。

特に西日本は実際に行ったことがある場所はほんの少しです。

でも、山陰本線は全く通ったこともありませんが昔から気になっている路線なのです。

というのは、ずっと昔、ここをほぼ丸1日かけて走る普通列車があって、その乗車記録の雑誌記事を読んだことがあるのです。

実は、このポッドキャストの2022年5月8日、189回目で復刻版の時刻表を探してみたら1968年10月号にその列車を見つけることができたという話をしています。

この配信のnoteの書き起こしへのリンクを概要欄に貼っておきますので、興味がある方は読んでみてください。

僕がこの雑誌記事を読んだのも50年近く前のことになるみたいです。

小学生から中学生の頃に読んだので印象に残っているのでしょう。

山陰本線のページでは今は通しの列車はあるのかな?

と見てしまいます。

長距離を走る列車は?

このかつての長距離普通列車は、九州の門司から京都府の福知山まで走っていました。

残念ながら、今は特急列車ですらこの普通列車に匹敵する長距離を走る列車はありません。

昔と違って長距離移動には列車を使わないですからね。そうなりますよね。

それでも比較的長い区間を走る列車を探してみると、スーパーおきという鳥取と山口を結ぶ列車がありました。

どんな列車かググってみると、JRおでかけネットというページがヒットしました。

ここには車両の写真と運行区間の地図、列車編成が乗っています。

車両案内 スーパーおき

この特急は2両編成なのですね。

可愛い編成の特急列車があるのは今風だなぁと思いました。

これを見たら他の特急はどうなっているのかが気になって色々見ていったのです。

このサイトは基本的にJR西日本が運行している列車が乗っています。

JR西日本発着の場合はJR四国とかJR東海のエリアに運行している列車もあります。

運行区間の地図は、その路線に会社ごとの色がついています。

それでちょっと面白い列車に気づきました。

ひだ」という特急列車です。

特急「ひだ」のルートとJR各社の裏話

車両案内 ひだ

名古屋から富山がメインのようですが、一部大阪発着の列車があります。

大阪発はJR東海の高山駅まで、名古屋はJR東海の本拠地でそこから出発した列車がJR西日本の富山駅までを走ります。

なぜ面白いと感じるのか考えてみると富山駅がJR西日本エリアだからなのですね。

しかも、富山県の隣の新潟県はJR東日本のエリアです。

地理的な区分ではこのあたりは中部地方になることが多いのです。

ただ、経済とか物流という観点では太平洋側と日本海側は全く違いますから、中部地方のうち南側だけをJR東海として分けたという感じでしょう。

この分け方は昔から結構議論があります。

JR東海はドル箱の東海道新幹線を持ちながら、不採算路線をあまり持たずに済んでいる感じで、いいとこ取りなんて言われることがよくあるんです。

まぁそんな背景があって、まるで西日本・東海・西日本と跨って走るように見える運行区間地図が面白いなと思ったわけですね。

こんなの面白いと思う人はあまりいないかもしれませんが、長いこと鉄道と時刻表の世界を見ていると、こういうちょっとしたことが面白いのです。

趣味の世界はどうやって面白がれるかがポイントなのですよね。

とりとめのない話、お粗末様でした。

今回は、西から東海を通ってまた西へという話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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