見出し画像

【技】マークダウンがすごいことになっていた

聴いてみよう

この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年9月28日配信の書き起こしです。

読んでみよう

にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

マークダウンがすごいことになっていた

というものです。

まずはマークアップの意味

マークアップという言葉を知っていますか?

Microsoft Word で文章を作る時に見出しを作るとしたらどうしますか?

文字列の文字のサイズを大きくしたり、太字にしたり、下線を引いたり。

もしもそうやっているとしたら、あなたはWordの使い方がわかっていません。

正しくは文字列に見出しという書式を設定するのです。

ちゃんとできますか?

この考え方はウェブページを作るときにはとても重要です。

この文字列に見出しという意味を表す情報を付け加えることをマークアップといいます。

見出し以外にも段落とか図とか挿絵とか色々考えられますよね。

Word でマークアップする場合は、マウスで文字列を選択して書式メニューから見出しを選ぶみたいなことをします。

キーボードから手を離さずに書く

これはこれで良い方法なのですが、世の中には文章を書くときにキーボードから手を離すのを嫌がる人もいます。

大量の文章を書く人は大体そうです。

プログラムコードをガリガリ書く人も割とそうですね。

そういう人はキーボードからできるだけ手を離さずに仕事をするためにショートカットキーをよく使います。

Shiftを押しながら矢印キーを押して文字列範囲を選択して、Ctrl+C でコピーして、矢印キーで別の場所にカーソルを動かして Ctrl-V でペーストする

くらいのことは、割と誰でもやっているかもしれません。

でも書式を設定するとしたら、アプリケーションのメニューを操作することになって、文章を作るのとは全く違う文脈の操作が必要になってしまいます。

そこで生まれてきたのがマークダウンという記法です。

本題のマークダウンのこと

行の最初にカーソルがある時にシャープ(#)を 1 つ書いてスペースキーを押し、続けて文字列を打つと、その文字列には見出し1という書式がつきます。

マイナス(-)を 1 つ書いてスペースを押し、文字列を書くと箇条書きになり、リターンを押したら次の業務も続きの箇条書きになります。

箇条書きをやめたかったら、空白の箇条書行で一旦バックスペースを打つのです。

まあこんな感じでシャープとかマイナスとかのマークダウンの記号覚えるとキーボードを打っていくだけで書式の整った文章を作れるというわけです。

最近流行っているNotionなんか ではこれが基本の書き方です。

マークダウン対応のテキストエディタは色々あるので、ぜひ調べてみてください。

しかし最近、

「おーここまでできるのか!」

というマークダウン記法を知りました。

なんと図が書けるのです。

Marmaidというマークダウン記法がすごかった

ガントチャートが描けます。

ガントチャートというのは工程表ですね。

一番上の段に日にちがあって、次の段からこの工程の後にこの工程が続いてみたいな感じで、段々になっている表です。

あれがマークダウンで描けるのです。

フローチャートとかクラス図みたいなシステム設計に使う図も描けます。

円グラフも描けてしまいます。

これ、やってみてびっくりしてしまいました。

テキストで書いたものが絵になるのです。

図形と図形の関連に意味がある図は一度書くと修正が難しいものですが、この記法で書くとテキストの修正になるのでちょっと楽かもしれません。

どちらかと言うとシステム開発屋さんが使うものですが、色々な可能性を感じます。

これ、Mermaid記号といいます。

Notionで手軽に試せますので、「Notion Mermaid」あたりでググってみてください。

びっくりすることをうけあいです。

こういうの描いて手軽に情報共有するのかっこいいと思いませんか?

コメントはこちらで

noteのコメントだけでなく、Stand.fmのコメントや Twitter の DM などでコメントをいただけると嬉しいです。

今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

Podcastの聴き方

Podcastの聴き方は以下のnoteをお読みください。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?