【時刻表】時刻表は趣味に全振りになっていると思った話
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年12月31日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
【時刻表】時刻表は趣味に全振りになっていると思った話
時刻表を読んでいくシリーズです。
時刻表を読むイメージ
日曜日は地図と時刻表の話をしています。
今週は時刻表の話。
ふと、一般の人たちは時刻表と聞いたらどんなイメージを持っているんだろうなぁと思いました。
僕は時刻表は読み物と言っていますが、それはあくまでも実用一点張りの本を読み物として読むという、ちょっと変わった趣味という感覚で言っていることでした。
ある意味、ちょっと変わっているでしょう?っていう多少の気取りみたいなものがあるわけです。
僕は変人が多いと言われる水瓶座生まれでもありますしね(笑)
そう、僕は時刻表を実用品と捉えていたわけです。
でもよく考えると、この考え方はものすごく古くさい考え方でした。
大体今は本の時刻表なんか全く実用にならないのです。
スマホでちゃちゃっと調べるのが実用的ですからね。
ってことは、紙の本である時刻表を読むのは別に変わったことではなくて、普通に読書ってことになります。
それでも、大抵の人にとっては変わっているってことになるかもしれませんけどね(笑)
ま、いずれにしても、
昔の時刻表のイメージとは随分変化したわけですね。
列車の編成表に増えた情報
2023年11月号の時刻表を見ていて、それをしみじみと実感したのです。
以前、時刻表には列車の編成表がある話をしたことがあります。
編成表というのは、列車の何両目が指定席とか自由席とかが書かれてある表です。
これ、僕は昔から普通に眺めて面白いなぁと思っていたのですが、みんなあまり気にしていないというか、指定席が取れればいいという感じではないでしょうか。
どちらかというと、座席の位置の方は気にするけれど、何両目とかは気にしませんよね。
そうでもないか。
新幹線なんかはあまり遠くない方がいいなーとか考えますかね。
まあでも、自分が乗る列車のことは気にするけれど、乗らない列車の編成を眺めて面白がるという人はあまりいないのかもしれないと思いました。
でね、最近の時刻表の編成表、昔の時刻表にはないことが書かれているんですよ。
それは、使われている車両の形式名です。
185系みたいな感じで。
これ、鉄道好きな方にとっては結構大事な情報なんですよね。
写真の撮影を趣味にしている方にとっては、かなり重要な情報です。
僕も車両の形式は結構意識はしていたのですが、昔の車両運用は実用一点張りで、いつも同じ車両が来るとは期待できないことが多くて、実際にはあまり気にしていませんでした。
でもこれ、わかった方が何かと便利ではあるし、こういう情報を知った上で乗るのはより楽しくなるなぁと思ったのです。
よく考えると、飛行機に乗るときには必ず使用機材を確認していました。
まあ、これは 座席の位置を決めるために必要という側面が大きかったのですが、いろいろな形の飛行機に乗る楽しみは結構あったんですよね。
だから編成表に車両の形式が載っているのは嬉しいし、載っていない方が不思議な感じかもなあと思いつつ、やっぱり時刻表は実用品ではなくて趣味のためのものになったのだなぁと思ったのでした。
時刻表は開いたことがないなぁという方、たまに本屋さんに行ったら時刻表を探してちょっと開いてみて、へー、何が面白いのかわからんなぁなんて思ってみてください(笑)
それはそれで、ちょっと変わった体験になるかもしれませんよ。
今回は、時刻表は趣味に全振りになっていると思った話をしました。
今日はここまで。
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おわりに
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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