【時刻表】都内某所。往復するだけで5泊6日(再)
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年8月13日配信(2023年12月17日再編集版)の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
【時刻表】都内某所。往復するだけで5泊6日(再)
時刻表を読んでいくシリーズです。
時刻表の引き方の基本
日曜日(火曜日)は時刻表を読んで話しています。
時刻を調べるときは、まず索引地図を見ます。
まずは目的地を見つけ、出発地までのルートを探し、そのルート上に書かれているページ番号を見て本文を開き、乗り継ぐ列車をじわじわと調べていくわけですが、面倒ですよね^^;
調べるんだったら、今はスマホで検索したら一瞬ですからね。
時刻表が好きな僕でもスマホで検索しますね。
なので時刻表は読むためにあるということになるわけです。
というわけでいつものように時刻表を開きます。
JTB時刻表2023年11月号です。
目的地をどこにしてみようかなぁという感じで、まずは索引地図を眺めていきます。
そこで、ふと目に止まった場所がありました。
東京付近拡大図です。
東京付近拡大図の左下隅
大都市付近は鉄道も駅も密集していますから、拡大された地図があります。
特に東京はエリアがとても広いですからね。拡大図を見るわけですよね。
拡大図に収められているのは、もちろん東京都と、神奈川県、山梨県、埼玉県、群馬県、 栃木県、茨城県、千葉県の一部です。
むちゃくちゃ広いですよね。
その東京付近拡大図の左下隅に目が行きました。
そこには東京都の一部が別枠で描かれています。
どこだと思います?
勘のいい方は 「ああ、あそこね!」となってるでしょうね。
そう、伊豆諸島と小笠原諸島です。
この別枠地図には伊豆七島というタイトルがついています。
もちろんこの島々には鉄道はありません。
線が引いてあるのは船の航路です。
この図で定期航路がある南の端は小笠原列島の母島です。
それよりも東京に近いところには八丈島などがあるのですが、船はここを経由せず、東京湾の竹芝桟橋からまっすぐ父島に向かう船と、父島から母島を結ぶ船があるだけです。
索引地図では伊豆七島なんてまとめてありますけど、Googleマップで見ると、東京から伊豆諸島の南の端の青ヶ島までより、青ヶ島から小笠原諸島までの方が遠くて、方向もちょっと違っています。
だから竹芝から父島まで直行なのでしょう。
伊豆諸島・小笠原
この航路の横に書いてあるページ番号は800-Aです。
なのでそのページを開いてみると、船の時刻と料金がごちゃごちゃと書かれています。
竹芝から父島まではおがさわら丸で行きます。
11時に竹島を出て父島に着くのは翌日の11時。まる24時間ですね。
そこから母島まではさらに2時間の船旅。
これらは毎日出発というわけではありません。
父島に着いた船は3日滞在して戻ってきます。
だから最低5泊6日になるのですね。
その間に母島に行って帰ってくることはできそうです。
もちろん、海が荒れたりしなければということにはなりますが。
噂には聞いていましたが小笠原って本当に遠いのですね。
Googleマップでは、よほど大きな画面を使わないと東京からの距離感を掴むのが難しいほどです。
でも、時刻表にはちゃんと船の時刻が載っているのです。
だからどうってわけじゃないのですが、ちょっとすごいと思いませんか。
ま、こんな時刻表の楽しみ方もあるという話でした。
今回は、都内某所。往復するだけで5泊6日。という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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