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4Dエコーを見てきた

胎児を立体的に見ることができる4Dエコーというものがある。
私が通う産婦人科は、普段の妊婦検診では2Dエコーで中の人の様子を診てもらい、検診とは別に予約を取って4Dエコーを見せてもらうスタイルだ。
最近見に行ってきたので、今回はそのことを書こうと思う。

余談だが、妊娠中はそれぞれの家庭で胎児の呼び名を仮につけていることが多いと思う。
うちでは胎児ネームを「よそる」とつけた。「ごはんをよそる」の「よそる」だ。正しくは「よそう」じゃないか?という意見もあるが、調べてみるとどちらも正解で、この言葉の元は「装う」と「盛る」の合成語ということらしい。

夫は、よそるの様子を見聞きするのを毎回楽しみにしており、検診の日で予定が合うときは一緒に出かける。
今回の4Dエコーも、我が家の中で心待ちにされていたイベントだった。DVD-Rを持っていくと、当日見た映像のデータをそのまま移してくれるということで、それも用意して向かった。

名前を呼ばれて診察室に入ると、仰向けになって腹を出すように指示される。
画面には2Dと4Dが交互に映し出され、よそるの体勢や角度に合わせて表情が見えやすいように調整してくれている。

一般的に、4Dエコーで映すのにちょうどよいと言われているのが大体妊娠15週から30週くらいまでらしい。
今回私たちは19週目なので、まだ全身が見られる大きさだということだった。
4Dエコーは、想像していたほどにはなめらかな動画ではなかった。画面が2Dに切り替わった時のほうが、よそるの動きがよく分かった。

よそるの顔は、シャープで小顔だった。(成長の過程なので、これから徐々にふっくらとした赤ちゃんらしい肉付きになっていくとのこと)
鼻から顎にかけての作りが、口元の感じとか特に、もうすでに夫に似ているのが分かって驚きと感動だった。

「ちなみに、性別はわかりますか?」
夫が尋ねた。そうだ、今日はそれも確認できたらいいねと話していたのをすっかり忘れていた。
先生は画面を2Dに切り替え、よそるをお尻側から映してくれた。
よそるの脚が動いている。

「あっ、ついてる!笑」
股の間に、ピョコっとしたものがついているのがみえた。ほんとに、絵に描いたような凸の形をしていて笑った。
別の角度から見たときに、股に臍の緒を挟んでいたので、もしかしたら見間違いという可能性も無くはないが、いまのところ、よそるはどうやら男の子のようだということが分かった。

病院を後にして、近くにあるカフェに入った。2人とも、まだ先ほどの映像を見た興奮が残っている。

「似てたね」
「うん、似てた」
「ついてたね」
「うん、ついてた」

お茶をしながら、どんな名前にしようか、という話をずっとしていた。
「よそる」も結構気に入っているけれど。

※トップ画像は、この日入ったカフェ。
生キャラメルのジェラートが甘ほろ苦くて美味しかった。

#日記 #妊娠 #妊娠生活 #夫婦
#4Dエコー

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