見出し画像

寂しい

2022年5月13日(金曜日)

 朝、母から「酸素が上がらない」と電話があり、すぐ実家に行った。車で5分。すぐにいったのだが。。。

 父は息をしていなかった。体は暖かかったが、反応は無い。息をひきとるときに、そばにいてあげれなかったことを、この日から、今日まで
ずっと後悔している。

 訪問看護の看護師さんへ電話し、その人が実家に来てくれたあとは、訪問診療のクリニックの医師と看護師、ケアマネ、理学療法士など、続々と人が集まってきた。悲しんでる時間はなかった。

 エンゼルケアをしてもらい、来てくれた人たちが帰っていったあと、葬儀会社へ連絡し、土曜日お通夜、日曜日告別式と決まった。

今日は、2022年6月5日(日曜日)

 3週間経過したが、同じ考えが頭から消えない。
毎日、介護のため、実家に朝8時までには行っていた。あと少し待ってくれたら、死に目にあえただろう。父は、なぜ、私が到着するのを待ってくれなかったのか?

 死に目に会えなくても、後悔することはない。。。といった内容の話を聞いたことがある。YouTubeで緩和ケア医の動画をよく見ていたので、そのときは、そうだと思えていたが、今は、そうは思えないのが正直なところ。

やっぱり、手を握っていてあげたかった。

7月から仕事復帰することにしたので、6月のうちに、自分の体のメンテナンス、心の調整をして、7月以降、なんとか乗り切りたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?