すきなもの

冬の寒い夜の風のにおいと夏のクーラーのにおい

雨が降るまえと降ったあとのにおい

電車に揺られながら見た二月の午後四時半頃の空

あのとき好きだった歌がシャッフルで流れてきたとき

朝日を浴びながら伸びをしたとき


全部全部本当に小さなことで、共感できない人のほうが多いかもしれません。

でも全て私が好きな瞬間です。

些細なことだけれども、これを読んでくださっている誰か一人が頷いていてくれたら幸いです。

                                薺



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