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メッセージ性を込めた初ライブ
5月17日㈬の夜は、吉祥寺の「音吉MEG」へ。
出演した「みつもにじん」というネーミングの謂れですが、これは、
ヴォーカルのみづほさんの「みづ」
クロマティックハーモニカの
マツモニカさんの「もに」
ギターの長澤紀仁
=ジンジンさんの「じん」
という3人の名前を綴った
ユニット名
=みず+もに+じん
とのことです。
このトリオとしては、音吉MEG初出演でしたね。
上尾で、「Music Cafe&Bar Tico Tico no Fuba:ティコ・ティコ・ノ・フバ」のオーナー(セギーニャ・ヂ・アブレウが1917年に作曲した「ティコ・ティコ・ノ・フバ」はブラジルの民衆音楽、ショーロの代表的な名曲の1つで、それに因んだ店名ですね)でもあるみづほ(Mizuho Saito)さんは、ボサノヴァやジャズやソウルを中心としたシンガーですが、透明感のある歌声で、マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダー「レイトリー」、カーペンターズ、ユーミン「守ってあげたい」などの歌曲も披露されました。
それを支えるマツモニカさんとジンジンさんは、「もにじん」として知られるベテランデュオでもあります。
みづほ(Vo)
長澤紀仁(g)
マツモニカ (hrm)
曲目は、ボサノヴァのスタンダードナンバーに加えて、かなりメッセージ性の強い楽曲が披露されたのが印象的でしたね。
たとえば、
カーペンターズでも、「ハーティング・イーチアザー Hurting Eachother」という、お互いが傷付け合う虚しさを歌ったり、
マイケル・ジャクソンが最後に発表した「ヒーリング・ザ・ワールド」という、世界、いや地球の平和や平穏を願う歌曲、
ディズニー映画の主題歌でも、「ポカホンタス」という、欧州に連れて来られたアメリカ・インディアンの女性の悲劇が語られるストーリーでの「カラー・オブ・ザ・ウインド」
ブラジルのリオデジャネイロの丘にある、ファベーラとよばれる貧民窟の人たちが、われこそはサンバであると主張した歌曲、
そして、スティングの歌でも、現在のLGBTQの心象風景を先取りしたかのような「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」などが歌われ、
現在の世の中にこそ、必要なメッセージを込めて歌われたのだと思います。
また、ご出演を期待するとともに、オーナーとして頑張られておられる上尾市の「ティコ・ティコのフバ」にも、是非とも伺ってみたいと思います。
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