なぜなぜ期は、長かった。

ASD/ADHDの子供を育てています。
日々、暗中模索。

なになに期とも言うのかな。
普通は、数年で終わるものなんだろうか?

本当になんなのか知りたい時もあるだろうし
なんで?なんで?って言いたいだけかなという場合もある
うちの子は、知っているけど確認したくて
「なんで?」というのが圧倒的に多かった。

答えると「やっぱりそうだよね!これはね…こうでね…」と自分から聞いておいて説明を始める。

そんな感じでうちの場合なぜなぜ期は、10年くらい続いた。
小学校卒業前くらいまで。
ものすごく長かった。

途中から
「わかってるなら聞いてくるな!」
と毎回父親に怒られていた。

そう言われても聞いてしまうんだよね…。
そんな子とどう向き合うか…。

自分が子供の時どうだったのかを思い出してみた。
うちの親は、自分の事に精一杯だったし
こちらにそんなに興味がなかった。
適当に返事されたり
タイミングが悪いと「忙しい時に話しかけるな!自分で調べろ!」と怒鳴られた。

自分の親のようにはなりたくない。
大人って、適当にあしらっても子供はわからないと思ってるのか
それをわかられてもいいと思ってるのか
それともそんな事考えてもいないのか…。

子供は、親が思ってるよりずっと色々見たり聞いたりしてわかってる。
言わないだけで。
自分の子供がそうかは、わからない。
でも、自分は確かにそうだった。
自分の親は、いつも自分に向き合ってくれないと思ってた。

「そんな親にはならないようにしよう」

自分の子供に聞かれたら知っている事は、答える。
知らない事は、知らないと正直に伝える。
そして、一緒に調べてみる。

余裕や時間がない時も今はやらなければいけない事があるから終わってからでもいいか聞く。
待てるなら終わるまで待っててもらって
待てないと言ってきたら「じゃあ、今やり途中のものを片付けるから5分後に聞けるようにする」と伝えて5分後に聞く。
必ず「待っててくれてありがとう」と伝えてる。

明らかに知ってる事を聞いてきたら
「自分では、どう思う?」と聞き返す。

忍耐。
親も子供に育てられてるんだな。

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