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通知表について(2024.06.25)
[ここからは1,000文字に含みません]
六日目です。今週は比較的人に会う機会が多い週なので、ちょっと嬉しい気持ちになっています。自宅での作業が多いとどうしてもこもりがちになりますし、自然と会話も減ってしまうので、連れ出してくれる友人・お仕事相手の皆様には感謝感謝というところです。
そういえば仲良くさせていただいている株式会社おくバントの高山さんがセミナーをやるんだ!と思って会場を見たら愛媛でした。イベント詳細を貼っておりますので、お近くの方はぜひ行ってみてください。ユニークで面白い方で僕も大好きです。きっと普通のセミナーというイメージとはちょっと離れた、肩の力を抜いて学べる場所になっているだろうなと思っています。
[ここまでは1,000文字に含みません]
通知表について書いていく、よーいスタート。
本当に、本当に苦手でした!社会人になって一番良かったこと、通知表がないことかもしれない。もちろん社会人は「仕事」というものすごくシビアな結果発表があるんですが、それにしてもです。
学校の成績は、絶対評価である「テスト」とブラックボックスである「態度」の二つが決定の大きな割合を占めます。これが私はとても苦手。
テストという「これでダメなら、どんなに頑張っていたとしても下になる」という圧倒的な存在感の関門を前にすると、どうしても一生懸命覚えたことが抜けてしまったり、体に染み付かせたことを「もしかしたら間違ってしまっているんじゃないか」と心配になったりして、結果模試などより成績が振るわないということが往々にしてありました。
逆に成績が良い方、特に私の周りにいたような有名大学を卒業されている方はその辺りの割り切り方がうまい印象があります。もともとの記憶能力や演算能力の差ももちろんながら、特筆して強いのは「積み上げた自分の判断に対する自信」。自分が積んだ分判断には間違いはなく、自分ができないということは周りもできないだろうから飛ばす……などの話を聞いた時は、あまりの差に腰が抜けそうになりました。
通知表もオールAが当たり前で、それを自慢もせず当たり前に話す。自信というのはこう現れるものだなと驚嘆した記憶があります。
そういえば、学生でなくなってから自分に対する評価はすごく「地続き」になったように感じます。テストは他から隔絶されて自分だけで臨む大一番ですが、仕事は自分一人でできることなど全くありません。
一緒に創る仲間そうですし、先輩や後輩、クライアント様、友人、上司、そして自分の制作物を受け取ってくれた方も含めて、いろんな人と繋がりながらやっているなと最近実感しています。
そのため、もう孤独に戦うことはあんまりなくて、むしろいつもいろんな人に助けられ、逆に(差し出がましい言い方ですが)助けてもいて、そういったことがずーーっと道を作っているのだと考えています。
そういう意味では、私が今ブレたりせずに仕事ができているのは、私の周りにいてくださる素敵な人たちを誇りに思っているからかもしれません。
生きる時間が終わった時に通知表がくるなら、どんな結果になるかはわかりませんが。
「出会ってきた人」の項目は、間違いなく一番いいでしょう。
(文字数:964文字)
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