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宇宙防衛と企業 (20200204編集)


このnoteは、2020年2月3日に公開しましたnoteをいったん削除し、手直したうえで2月4日に公開したものです。
(削除したnoteに「スキ」をいただきました皆さま、すみません)

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(画像は、「平成30年版 防衛白書」の「宇宙空間における対応」より)


宇宙ゴミと兵器


「自衛隊 “宇宙防衛”に乗り出す(NHK政治マガジン2017年11月29日)」というサイトがあります。

宇宙ゴミと防衛との関係が分かりやすく書かれています。

このサイトを読んで、日本の防衛産業と航空宇宙産業に関わる企業がどれくらいあるか興味を持ちました。

各企業を束ねる団体をネット検索しておりましたところ、「日本防衛装備工業会」と「日本航空宇宙工業会」が見つかりましたのでご案内します。

まずは、「日本防衛装備工業会」について


ホームページの沿革欄によりますと、過去には「兵器」という単語が入った名称だったのですね。

昭和26年 10 月 24 日 ㈱日本技術生産協力会創立
昭和27年 7 月 1 日 兵器生産協力会設立
(日本技術生産協力会解散)
昭和28年 10 月 23 日 日本兵器工業会と改称
昭和63年 9 月 16 日 社団法人日本防衛装備工業会設立
(日本兵器工業会解散)
平成24年 4 月 1 日 一般社団法人に移行

事業概要は、

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次は、「日本航空宇宙工業会」について


ホームページの事業欄によりますと、

 本工業会はこの目的を達成するため、次の事業を行っています。

航空宇宙機器の生産、流通、貿易及び市場に関する調査
航空宇宙機器の製造、修理事業の経営及び技術の改善向上に関する調査研究
航空宇宙機器の生産技術に関する規格基準等の調査研究、作成及び普及
航空宇宙機器に関する資料、情報等の収集、作成並びに提供及び展示
航空宇宙機器に係る関連機関、団体等との連絡及び交流
各号に掲げるもののほか、本会の目的を達成するために必要な事業
本会の歩み(詳細版)を見る


活動紹介欄です。

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二つの工業会に加盟する企業は?


【日本防衛装備工業会】(2019年6月1日現在)

正会員は135社、賛助会48社、合計183社。

加盟社名と各社のサイトへのリンクは、
日本防衛装備工業会HP→「組織と機能」→「名簿」


【日本航空宇宙工業会】(2020年1月1日現在)

正会員は88社、賛助会員は49社、合計137社。

加盟者名と各社へのリンクは、
日本航空宇宙工業会HPの「会員リスト」


両方の工業会に同時に加盟する企業


日本防衛装備工業会と日本航空宇宙工業会の両方に加盟する企業を記します。

【両工業会ともに正会員して加盟】は38社でした。

・株式会社IH
・株式会社IHIエアロスペース
・イーグル工業株式会社
・川崎重工業株式会社
・関東航空計器株式会社
・株式会社神戸製鋼所
・株式会社湘南精機
・昭和飛行機工業株式会社
・新明和工業株式会社
・株式会社SUBARU
・株式会社ダイセル
・大同特殊鋼株式会社
・多摩川精機株式会社
・東京計器株式会社
・東京航空計器株式会社
・東芝インフラシステムズ株式会社
・東芝電波プロダクツ株式会社
・東レ株式会社
・日油株式会社
・日本アビオニクス株式会社
・日本製鉄株式会社
・日本電気株式会社
・日本電気航空宇宙システム株式会社
・日本飛行機株式会社
・日本航空電子工業株式会社
・株式会社日本製鋼所
・日本無線株式会社
・株式会社日立製作所
・富士通株式会社
・古野電気株式会社
・三菱重工業株式会社
・三菱プレシジョン株式会社
・ミネベアミツミ株式会社
・三菱スペース・ソフトウエア株式会社  
・三菱電機株式会社
・ヤマハ発動機株式会社
・横河電子機器株式会社
・横浜ゴム株式会社


【両工業会ともに賛助会員として加盟】は13社でした。

・伊藤忠アビエーション株式会社
・伊藤忠商事株式会社
・NTKインターナショナル株式会社
・スカパーJSAT株式会社
・住友商事株式会社
・双日株式会社
・日本エヤークラフトサプライ株式会社
・丸文株式会社
・丸紅株式会社
・株式会社ミクニ
・三井物産株式会社
・三井物産エアロスペース株式会社
・三菱商事株式会社


国内/国外の受注競争は激しいことでしょう。
宇宙兵器は地球環境に大きな影響を与えますので、国連主導で開発ルールを至急に決めて欲しいと思います。

noteは、記事もマンガも写真も愉快ですね。 僕のnoteもご覧いただきありがとうございます。 今日良いことがありますように!