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「意識不明の重体」4人に1人は体が動かないだけで意識はあると判明!

病床での呼びかけはしっかり届いているかもしれません。

このほど、米コロンビア大学アービング医療センター(CUIMC)らの研究チームは、重度の脳損傷で意識不明に陥った患者に「手を開いたり閉じたりして」と呼びかけ、その脳活動を測定。

その結果、4人に1人が呼びかけに反応した脳信号を示し、意識が持続していることが確認されたのです。

この発見は昏睡状態や植物状態に陥った患者の医療ケアに大きな変化をもたらすと期待されています。

研究の詳細は2024年8月14日付で医学雑誌『The New England Journal of Medicine』に掲載されました。


参考文献

元論文
Cognitive Motor Dissociation in Disorders of Consciousness
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2400645


ライター:大石 航樹(Koki Oishi)
愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。

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