「自分の人生の価値観を人に与える秘訣」

売れる営業マンと売れない営業マンは何が違うのか？

伝説的な営業マンの売れる技術を紹介する本が数多く出版されています。
特別なアイデア、特殊なセールストーク、その人の持つ人脈など参考になることは山ほどあります。
しかし、どれだけ高い技術を手に入れたからと言って「買ってください！」「はい、買います！」と二つ返事で物が売れるわけではないのですよね。
そんな中、断られたり、拒否されるたびに自信を失うと、お客さんから遠ざかっていき、結果的には物が売れなくなってしまいます。

でも断られても、拒否されても改めてお客さんにアプローチし続ける人もいます。そういう人はやがて物が売れていくのだというのです。

ノートルダム大学のハーバート・トゥルーの研究では営業マンの統計データは以下の通りです。

４４%が１回目の拒絶で諦める
２４%が２回目の拒絶で諦める
１４%が３回目の拒絶で諦める
１２%が４回目の拒絶で諦める
つまり９４％が４回断られると売り込む努力をやめてしまうのだという事でした。
その一方で全てのセールスの６０%は５回目以上の努力で成功しているのでした。

このようなデータがなくとも諦めない人が結果を出していることは、想像は難しくないと思います。

そもそも「営業」とは何かを売りつけることではなく「相手に価値を提供する」とも言われます。
そして売るとは英語で「sell」ですが、語源を辿ると「sellan＝与える」になります。

この記事を読んでくださっている方は、物を売るセールスマンの方ばかりではないでしょう。
でもあなたが他の人と共通して人生の中で「sell」していることはあると思うのです。

それは、「自分の人生で良かったと感じた価値ある事」を身近な方に与えようとする時です。

「この人にはこの事を伝えたい」
「この子にはこの考え方を受け取って欲しい」
「うちの部下には私の培ったやり方を信じて欲しい」
等です。

しかし、どうでしょう？一度や二度でその売り込みは成功することばかりでしょうか！？

本当に相手にその価値を与えたいのであれば何度も諦めずに「sell」し続けることが大切かもしれません。

そして営業は「物が売れるのではなくその人が売れる」ともいわれますね。
「何を買うか？ではなく誰から買うか？」です。
つまり相手から信頼をされる人が結果を出しているとも言えます。

信頼される条件の一つに「態度が一貫している」ことがあげられます。

売り込む時はニコニコしながら「良かったらどう！」としていても
断られた後にぶすっと不機嫌な態度を取る人を人は信用できませんよね！

「一貫性」があれば、アプローチする前も断られた後も
「この人の態度ってステキだな！！」と思われる姿勢であり続けていられるのだと思います。

人には人生を通して作られてきた、自分の核となるもの「自核」があると考えています。
それは最も大切にしている価値観の集合体のようなものです。

自核は、ブレないものなので自然と一貫性が出てきます。

今まで、カウンセリングをして来て

・自分がぶれてしまう人
・本音が言えない人
・周りに流されってしまいがちな人
・本当の自分では生きられない人
・自分には価値がないと思っている人
は、自核を見つけていない人だと感じて来ました。

そんな方々に僕ができることは何があるのかと考えて始めたのが、
自分の人生を紐解き「自核」を見つける「マイヒストリーセミナー」です。

僕は大人になってから心理学を学び、自分自身がとても大きく変わりました。
カウンセラーになり、心理学スクールの講師までやらせてもらいました。

だから心から縁があった人に伝えたいと思っています。
共感を得て下さる人もそうではない人もいたとしても、それでも諦めずにいたいと思う今日この頃です。

あなたが大切な方々へ一貫性を持って諦めずに関われますように！

今日も自分を愛してください！