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KALATH
2024年1月24日 11:02
僕の描く数かずのフィクション作内には「死」がある。 必ずと言っていいほど、死者がいる。では、死が話の題材、もしくは中核なのか――。これもまた違う。「死とは何か」。それを問いかけるよう、意図したことはあるような、ないような… ここはハッキリしない。 そう、ハッキリしない程度に意識しているだけなのかも。死と表裏にある「生」を題材に話を展開しているわけでもない。 なんだか混乱してきた
2024年1月3日 18:38
「良識」とは何か--。ぼくがぼくなりに、その核心に迫るきっかけとなったのは、皮肉なことに、大震災だった。 「令和6年能登半島地震」。2024年1月1日に発生した、大災害は、石川県はもとより、北陸地方や他の地域に打撃を与えた。 ぼくは12月31日には実家に戻っていた。 例年どおり、次の日、元日は昼過ぎまでダラダラ寝ていた。 起こした母の声は切迫していた。 「今大変なことになってい