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「鬼滅の刃」無限列車編を鑑賞して。
「漫画で読んだからなぁ。」
私は基本的に「流行に」乗るのが遅いほうだと思う。
ファッションでもエンターテイメントでも「流行が」落ち着いた頃に飛びつく傾向がある。
それは「新しい物」「人々が良いと思っている物」に対して潜在的に警戒しているのかもしれない。
これを、絶えず「流行を」意識している人達から見たら
「まだそこにいるの?」
と不思議がられるだろう。
そう、私は「半年以上」経った映画「鬼滅の刃」無限列車編をG.Wに観に行ってきた。
きっかけは「鬼のような暇な日々」と「メンズデイだから」という理由が上手く絡み合い「行動意欲」が向上し、身体を動かす最初の初動、車で例えるなら「半クラ~2速」がスムーズに働き「エンスト」を起こさなかったのが「重い腰」を上げられたきっかけになったと分析している。(自分で?)
おっと、ここで改めなければならないことがある。
それは、このnoteは「車のはなし」ではないということだ。
映画「鬼滅の刃」の話しをしよう。
冒頭に書いてある通り、私は既に漫画でこのストーリーを知っていた。
ネットでも様々なレビューを拝見し、この映画がどのような映画なのかは理解できていた。
これを観て自分がどのような感情になるのか。
どのような気持ちで映画館を出るのか。
大体想像は出来ていた。
「ハンカチの用意した方がいいかも。」
そう、私は「号泣」すると思っていた。
だが実際は違っていた。
確かに悲しく切なく「心を揺さぶられた」気持ちになったのだが、それよりも「誰かを護りたい」という騎士(ナイト)のような、心を熱くさせる「何か」を感じた。
それは今回の映画にて、主役級の存在感を発揮している「煉獄杏寿郎」の生き様を垣間見たからだろう。
昔の、「昭和初期」までの日本男児は、皆あのような気持ちで太平洋戦争を戦っていたのだろうか。
「英霊」
私は「煉獄杏寿郎」を観て、「大義」というヒトとしての道理を教えられた気がした。
もし、この映画館を出て、目の前の建物が大火事に見舞われ、「人がいる」と聞かされたのなら、今の私ならきっと、その「炎の中」に迷わず飛び込むだろう。
そう思いながら「エンドロール」を観ていた。
映画が終わった。
トイレに行き、用を足した。
飲んでいた飲み物の紙コップをゴミ箱に捨て、出口を出た。
エスカレーターを下り、数歩歩き、外に出た。
外は大雨が降っていた。
終わり
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