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川上未映子『黄色い家』を読んで

いろんな人がおすすめしていて、
私がすきな内容な気がして、
本屋大賞のノミネートだから文庫化される前に読みたいと思って読みました。

重量感すごかった。
普段こんなに分厚い本を持ち歩かないので大変だった。いろいろ汚れてしまった。残念だけどいい思い出。
カバーを外すと真っ黄色でとても綺麗だった。
洋書みたいな見た目で大変だっけど持っていてテンションは上がった。


内容はいろんな人がおすすめしていた通り面白かった。分厚いけどすぐ読み終わった感覚。
貧しい人がお金のために罪に手を染める話。
花はどうすれば幸せになれたんだろう。
今は幸せなんだろうか。
環境は選べないから、自分はそういう環境ではなかったけれど、普通の子が環境によって良くない方に行ってしまう。
でも花がどん底に行かなくてよかった。
全ては環境。そんなことを思った。
じゃあ良くない環境の時にどう打開するのが正解なんだろう。自分が良ければそれでいいみたいな考えを私はもっているけどそれだとダメな方に影響を受けることもあるかもしれない。出てくる登場人物みんなお金に支配されてる人たちだったけど自分も一瞬でそうなってしまうこともあるんだろうなって怖くなった。

平成初期の社会を描いていてヤクザの世界を覗き見たみたいでそこは面白かった。
裏社会に興味があるからそういう関連の本読みたいな。

本屋大賞どれになるんだろう、、、

この黄色い家の成瀬は読んだからどちからが大賞になったらうれしいな〜。

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