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ファッション留学を志す人へ

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ロンドン・セントラルセントマーチンズファッション科のBA(大学課程)、MA(大学院課程)を卒業した自身の体験談を基にして、赤裸々な留学体験談と素直な事実(アドバイス?)をまとめて…
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2019年7月の記事一覧

留学。海外でファッションを学ぶ本当の幸せとは。[セントマ=セントマーチンズ]

ロンドン留学時代の友人から突然連絡があった。 彼女の会社のボスが日本にリサーチトリップに行くので、東京にある良いヴィンテージショップについて教えてくれないか、とのこと。私の自分の仕事が繁忙期だからアテンドはできないけど、リストくらいは作れる。いわゆるヴィンテージショップと、着物ヴィンテージに分けたリストにしてみた。喜んでもらえたら良いな、と思う。 昨晩彼女に連絡をもらってからずっと、ロンドンでの生活のことが頭をぐるぐるしている。 私は25歳で渡英、Central Sai

英語。留学最大の副産物=英語力が広げてくれる世界<1>[マックイーンありがとう]

文化学園で授業の1日だった。 週に一度、心から恐れ多いが文化学園で授業を持たせてもらっている。主なトピックはファッションデザインだが、ブランドの運営にまつわることやアイディアの発展方法、卒業コレクションへのアドバイスなど内容は多岐にわたる。 私のような駆け出しのデザイナーにしか伝えられない、リアルかつ荒削りな言葉で、少しでも学生へ刺激なのか考えるきっかけなのかあげられていたらいいなと祈るような気持ちで今日も授業を終えた。 BUNKAにわざわざ留学してきている学生への授業を

英語。留学最大の副産物=英語力が広げてくれる世界<2>[マックイーンありがとう]

英語が全く話せなかった私がなんとか話せるようになったきっかけ、英語が味方になった瞬間、それによって得られたことについてのnoteの2回目。前回のnoteの続きです。あまりのポンコツっぷりが笑えますが、そこはまぁリアルな凡人の体験談ということで・・・共感してもらえたら嬉しいです。 <前回note要約;英語が十分に使いこなせないまま、イギリスでの学生生活を送っていた私。ファッションの学校という守られた世界から飛び出し、インターンシップをすることに。アレキサンダーマックイーンが最