アダルト・チルドレンかもしれない4

休職24日目、午後。

よく、あのような過酷な状況で、

何年も苦しさを抱えながら、仕事出来てたなあ、と

不思議に感じる。


「仕事だもん、お金もらってるんだし、我慢が当たり前。」

「みんなも大変だし、私も、みんなの為にも張らなきゃ。」

この、

辛いのにそこから抜け出せない、

自己犠牲が当然、

っていうのも、アダルトチルドレンの持ちやすい思考らしい。


では、

辛いのにそこから抜け出せない、自己犠牲が当然

っていう、思考はどこから来たのか?


私のケースを書いてみよう。

俺が働いて、家族を食わせてやってる的な父。

24歳で、地方から出てきた専業主婦の母。

親戚を介してのお見合い結婚。離婚はタブーの時代でもあります。


父はワガママで、カーっとなりやすく、理不尽な態度にも、母はよく耐えていた。言い返しても、母の言い分は通らない。

田舎に帰れと言われて、黙ってしまう母を私は、見ていた。

そう、私の世界はそういう、

過酷な状況から抜け出さない

理不尽な事があっても、どうにもならない、

そんな世界から、始まっていたのだ。

生まれた0歳の時から。

私の思考は、そういう風にできていました。

歪んだ認知の始まりです。


大人になっても、私は、嫌な状況から抜け出せなかった。

だって、抜け出すっていう発想が、私の世界には無かったから。


だから、

抑ウツさんや、過呼吸ちゃん、不眠くん、っていう病たちは、

私を本当の意味で救ってくれた。

仕事に行けなくなった。強制的に。


そして、休職っていう、人生の春休みを与えてもらい、

アダルトチルドレンっていう言葉に出会い、

もう、人生の生きづらさから、抜け出していいよ、って

気づかせてもらえた。


アダルトチルドレンだからこそ、できること、

あるんじゃないかな。

痛みを光に変えていきたい。

痛みをキラキラの光に変えていこう。








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