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腹八分より心十分をこころがけよう

こころにアプローチするボディメイク

おなかを満たすこととこころを満たすことは違います。それなのに、腹八分!腹七分!満腹はダメ!なんて思っていませんか?満腹感を得るために野菜でかさまし、なんてすすめてませんか?

満腹感って?腹八分って何?って思われるかた、「腹八分よりこころ十分」をおすすめします。

満足と満腹の違い

一文字違いの満と満
違いを説明しましょう。

満腹感自体は胃腸がいっぱいになったという
体の中のセンサーが脳に届くことで感じられます。

満足感はというと食事のおいしさ、食べるときの楽しさ、食べた後の心地よさ、なんかが関係しています。

じゃあ、胃腸がいっぱい=満腹なのに
こころが満たされない=満足感がないときは
脳が「何か足りないよ」と言っていると思います。

栄養素なのか、こころなのか、
それはあなたのなかに答えがあります。

「腹八分」より「こころ十分」にしよう

腹八分という体のセンサーに頼るのではなく
「こころ十分」を目指しましょう。

こころが十分見たたれる食事を五感を使って、味わう。
自分の体が欲しているものを与え、心を満たす。

心が満足して、もう食べなくてもよければ、潔く残しましょう。

小さなころから
「もったいない」
「食事を残すなんて絶対ダメ」
を忠実に守ってきたかたほど、最初はつらいかもしれないけど、食事を残すことはダメなことではないのですよ。

あなたが満足すればOKなのです。

満足感が得られない場合

1日1回でもいいです。食べ物じゃなくても、お茶でも香りでもなんでもいい。

満腹感を感じるためには、まずこころを満たしましょう。
1日1回でも、満足感を感じてみませんか?

「あと一口」はやめるべきなのか

鉄の意志がある方は関係がないのですが、満腹感はあるけど、ちょっと満足感がなくってあと一口(あとアルコール一杯でもいいですよ)がやめられないかたって意外と多いと思います。

「その一口がデブになる」
「その一口で努力が水の泡」
「ちりも積もれば肉となる」
とという言葉がこころに刺さりますか。自分で自分の首をしめますか。

でも、わたしは「あと一口」と思うかたには、ぜひ食べていただきたい、と言っていただきたいと思います。

でもひとつ条件があります。
あと一口食べる前と食べたあとの感覚を
観察してください。

食べて満足したのか
食べて気持ち悪くなったのか
食べて何も感じなかったのか

そして、何回か、人によっては10回以上かもしれませんが、繰り返していけば「あと一口」「もういらない」の感覚が分かってきます。

自分を否定することなく、コントロールできるようになっていきますから安心してくださいね。

わたしの満足感

わたしは腹八分にしようとして、残った二割分をこっそり次の食事やおやつで、二割以上食べ、運動で帳消しするダメダメダイエッターでした。

では、と意を決してカロリーの低いゆでキャベツにもやしで量で満足。
これでやせる!と思ったはずが、いつの間にか野菜を山盛り食べても満足しなくなり、やがて何をやっても痩せない小太りになったのでした。そして、食べても食べても満腹感を感じない小太りな自分を憎んでいました

でも、食事制限していたから、満足感も満腹感も感じられなくなってしまっていたのです。

食事制限を解いた今は、自分の満腹感と満足感に気が付くことができます。
ときどきストレスと戦うためにチョコレートをやけ食いしているときも「今は体の非常事態だ」ときづいているので、非常事態が終われば、手が止まるようになりましたよ。

ぜひ、やってみてくださいね。

この内容は、The Center for Mindful Eatingから翻訳許可を得た記事を参考にて書いています。

https://thecenterformindfuleating.org/



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