ダイエットは挫折しない。こころが整うボディメイクで食べることが大切なわけ
ダイエットを成功させるための3つのポイントとして、「食事制限」「定期的な運動」「生活習慣の改善」の3つのポイントといわれますが、一番必要なのはこころです。
こころが整うボディメイクは、マインドフルネス、そしてマインドフルネスを食事と組み合わせたマインドフルイーティングがもとになっています。マインドフルネスといえば瞑想と思われる方も多いと思いますが、食べることは、マインドフルネスの練習の一つで、取り組みやすいものです。ダイエットの離脱を防ぐこともできます。
理由1「1日に何回もある」
ほとんどの方が毎日何かを食べると思います。そのとき、食べている物を味わって今ここに集中できる、とすれば、
マインドフルネスの練習をしているのと同じこと。
一日すべての食事でなくても、おやつだけでもいい。
目の前の食べるものや、感覚を研ぎ澄まします。
理由2「1人ですぐできる」
初心者が瞑想するとなると、どこかに行ったり、習ったり、オンラインセッションに参加したほうが効果を感じやすいです。でも、瞑想セミナーって参加をちょっとためらってしまったり時間が合わなかったりするもの。
ゆっくり味わって食べることなら、一人で、次の食事からできます。
理由3「自分を受け入れられる」
ルッキズムが批判される世の中になりましたが、やっぱり痩せているって
かっこよく洋服を着れることも多いし、痩せると周りから称賛されることも
増えます。でも、やせるためだけのダイエットを続けているといつしか、自分の今を否定し、食べたいという感覚を抑えつけ、否定し、ダメ出しすることが普通になったりします。一時的にはダイエットに成功するかもしれませんが、その後リバウンドしてしまうとさらなる自己否定のループにハマるひとも少なくありません。
まず、自分の食べたいという気持ち、自分の体型を受け入れ、自分を好奇心を持って観察する、本当に食べたかったら食べる、これを繰り返すことって自分を受け入れる、自分に親切にする。
これにより、自分に自信もつき、穏やかになってきますよ。
自分の経験
産後ダイエット
わたしは産後ダイエットでぽっちゃり型Mサイズ、11号から人生初のSサイズ、7号を経験したあと、ひどいリバウンドにあいました。
妊娠期間は特にリスクはなかったにもかかわらず激しい体重制限。
食品成分表とにらめっこしてカロリー制限、炭水化物を減らし、野菜は山盛り。油抜き。筋トレ、ヨガ、エアロビクスを続けていました。
大好きなお菓子もコーヒーもお酒もおなかの子供のために我慢、我慢、我慢。産後はやせるために我慢。
子どもが大きくなっても子供の好みを優先したり食事時間を短くしたりするために野菜を口に詰め込む。食べても食べてもこころが満たされない。
子どもが寝たら秘蔵高カロリーおやつをこっそり、気づかれないように口に放り込む、そんな日が続いていました。
味わって食べる
そんなことできるか!
時間も余裕もないんだよ!
目の前のことで必死なんだよ!
太ってるわたしには無理なんだよ!
叫んでました💦
一時は激やせし、どんな服も入り、ルンルン気分でしたが、その後どうなったか。
自分の食べたいものがわからないのです。
自分が空腹なのかもわからない。
ジャンクフードや菓子パン、チョコレートが止まらない。
刹那的な美しさを求め、口に詰め込む食べ物に心を癒され、またダイエットに走っていました。
ダイエットをやめる
疲れてしまい、ダイエットをやめました。体の声を聴くようにしました。
どんなに美味しそうな高そうなものも、お腹が空いてなければ食べない。「もったいない」残食処理班は卒業。
食事は絶対に残さず食べるのが良いということにとらわれて残すのはわがままという罪悪感でいっぱいでした。
食べたいものだけを食べるというのはわがままだと思っていたから、辛かった。ダイエットをやめることもいけないことだと思っていた自分は辛かったです。
ダイエットをやめたその後
どうなったか。2~3年かかったけど、1年を通じて体重が一定の幅に
収まるようになりました。
もちろん、正月太りすることもあるけれど、そのうち戻るようになりました。
まとめ
心が整うボディメイクはマインドフルネスがもとになっています。マインドフルネスの瞑想もいいけれど、食事はすぐに、一人でにできます。
わたしのような、食にとらわれている人ひどいリバウンドに苦しんだ人にこそ、心が整うボディメイクを知ってもらいたいです。
参考情報
「心が整うボディメイク」のもとになっているのは、マインドフルネスの団体、The Center Mindful EatingとPalouse Mindfulness です。わたくしはふたつの団体から掲載内容の翻訳許可をもらっていますので、ご安心ください。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
過去のマインドフルネスオンライン講義の
受講記録はこちらをどうぞ。
マインドフルネス全般の記事は
こちらからどうぞ。
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