レディプレイヤー1を観てきたぞ!
今回は映画×リハビリテーション。
私はけっこう映画が好きです。最近の楽しみは子供が寝た後、旦那に留守番を頼んでレイトショーに行くことです。
最近は映画もDVD、ブルーレイや動画配信など、家で簡単に見れます。しかし映画館で見るのは迫力が違います!自分自身がまるで登場人物のようになって、物語の世界にグッと引き込んでくれる感覚になるのが大好きです。要は現実逃避です(笑)
気に入った映画は何回も映画館に足を運びます。字幕と吹替と3ⅮとIMAXといった感じ。そして原作の小説や解説本、ネットでレビューを読んだりしながら、物語に練りこまれた意図の答え合わせをしたり、自分とは違う色んな人の解釈もさがしてみます。そして自分なりの解釈を構築していって、その物語から感じとった学びみたいなものを自分の人生哲学のなかに追加する、というのが趣味となっております。そうやって自分なりの解釈と学びを得てから、再び観に行くと細かいこだわりに気づいたり、より深く感情が理解できたりして、また違った見え方がするのが不思議です。
こういった映画の楽しみ方は色んな人の価値観を知るということにもつながり、仕事にも役立っているのではないかなと思っています。
そして、昨日は「レディプレイヤー1」という映画を見てきました。
いや~~~おもしろかったです!!!とにかく迫力がすごい!日本になじみのキャラクターがいっぱい出てくるし、ラストバトルであいつとあいつがバトルしてて震えました!
ネタバレしないよう書きますが、現実ではさえない青年がオアシスという仮想現実の中で大活躍します。オンラインゲームがもっと発展して、VRの技術がこれからどんどん進んでいったら、この世界観はそんな遠くない未来なんじゃないかなと思いました。
あとはセラピスト的目線で見ると、リハビリテーションに応用できそうなデバイスも出てきたり(*‘∀‘)多方向の対応のランニングマシンだったり、X1っていうスーツがあるんですが、これを着てプレイするとオアシスで体験した体性感覚がリアルにつたわるというww色んな意味でヤバイですねぇ~(゜∀゜)けど、脳に直接働きかけるとかの方が感覚はもっとリアルなんじゃ?とかツッコミも入れてみたりして。
登場人物はみんなVRゴーグルかけてめっちゃ体動かしてるから、オタクっぽいのに結構みんないい体してるのが何気にツボりました。もちろん座って操作するデバイスもあるので、体が不自由な人でもオアシス内では自由に動ける。
オアシス内では好きなビジュアル、性別、好きなファッションができて、なりたい自分になれる!っているのにめちゃめちゃ心が震えました。この辺は多様性を意識していますよね。
私が高齢者になる頃にこういうのが実用化されていたら、楽しいシニアライフが送れそうだな~とわくわくしました!VRは間違いなく未来のリハビリテーションには欠かせない存在になると思います!
あとはオアシス内で稼いだ賞金は現実にも使えるという、なんか仮想通貨の未来の姿みたいなのもさりげなく盛り込まれていました。
権力振りかざして、やたら偉そうな頭の固いオッサンと若者の対立構造もリアルにある感じで面白かったですね。そして監督のスピルバーグは、若者の可能性をものすごく認めてくれている人なんだなと感じました。
バーチャルが前面に押し出されているのに、リアルの大切さもしっかり伝えられていて、バーチャルのみで繋がっていた者同士がリアルに繋がっていく感じは、まさに今のSNSなどのネット社会そのものだし、これからのスタンダードになっていきそうな気がします。
「大切なものは目に見えない」(←最近好きな言葉)がしっかりメッセージとして盛り込まれていました。
ターゲットは80年代のポップカルチャーにドンピシャだった人たちのようですが、幅広い年齢で楽しめるのではないでしょうか。おススメの映画ですのでぜひ!( ^^)
皆さんにクスっと笑ってもらえるような、文章を綴っていきたいと思います。