感想 「(ノット)・ラスティング・フォーエバー: ダイヤモンドをめぐる不実な真実」を観て
https://www.netflix.com/jp/title/81586873?preventIntent=true
ダイヤモンド業界に浸透しつつある合成ダイヤに光を当てたドキュメンタリー。業界内部の関係者たちが、世間一般の認識にメスを入れ、合成宝石の実態を明らかにする。
ネトフリで鑑賞。
ラボグロウンダイヤモンドを扱い始めたものにとっては
グサッと来るのか?
もしくは、押せ押せになれるのか?
期待と不安の中で鑑賞。
ポイントはひとつ
天然ダイヤモンドの土壌をラボグロウンダイヤモンドが崩せるのか?
というもので
答えは、今は崩せないが、いつでも崩せる準備は出来ているというような内容でした。
ラボグロウンダイヤモンドが私の知るもっと前からマーケットに出てきていたことも驚きでしたが、すでにラパポート(ダイヤモンドの相場を決める会社)のボスが、ムキになって否定しているのをみて、ものすごい脅威なのは間違いないと感じました。
大切なのは、概念である
デビアスが婚約指輪として愛する気持ちを天然ダイヤモンドに込めて贈るという行為は、メディアを通して、20世紀の大きな文化となりました。この行為は、ロマン溢れる人生の憧れのイベントとして、世界中の中級層に刺さりました。この行為こそ、ダイヤモンドの概念だと作品では伝えます。
何故ならば、200年前はダイヤモンドは大した価値もない透明の石でした。これを現在の地位まで格上げしたデビアスは、この概念を植え付けることで、今後何十年間も困らないくらいの原石を持っているとされ、毎年の需要と供給のバランスさえ取れれば、安定した状態を保てると考えているからです。
そんな中、全く別の次元からラボグロウンダイヤモンドがやってきました。
自然から生まれた本物か?
科学から生まれた本物か?
どちらもダイヤモンドであることに違いはないのに、概念の違いが今後どうなるのか?
答えは、数年後、もしくは数十年後に出ているかも知れません。
少なくとも、デビアス社の巨大な催眠術は、現代の文化には通用しないとだけは言い切れます。
そして、それがわかっているのか?デビアス社もラボグロウンダイヤモンドを販売している事実があります。
◆NAYAはラボグロウンダイヤモンドを「世間に広く知らせる」ために、生まれた専門ブランドです。
様々なラボダイヤを適正な価格で販売します。