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6月15日(土)

のそのそと起床。出かけたいけれど外が暑そうで億劫になる。ダラダラしたり短い昼寝をしたりして夕方前にやっと買い出しへ。それでもまだ暑さが残っていた。

夜はドリンクの試作。キッチンのライトを浴びたコップがきらきらを絶えず発光していた。かれこれ3時間くらい奮闘していた気がする。おかげですいすい飲めるアイスティーを淹れられるようになった。とっても小さなことだけど、できるが増えるのは嬉しい。

ほうじ茶シロップはただの香ばしい蜜になってしまったのでレシピ自体を変えることに。こちらの試作は明日することにして、日付が変わるまでスターウォーズを観る。ヨーダが大活躍していてかっこいい。頭の中でヨーダになりきった自分を想像する。ヨーダは身体が小さいからぴょんぴょこ跳ねながらライトセーバーを振りまわすのだけど、自分もぴょんぴょこしてみる。強さに惹かれるというか、大事なものを守ろうとしている姿に惹かれるのかもしれない。

明日は野菜を使った料理を作る予定で、その献立を1日中考えていた。組み合わせとか見た目とか味とか、おいしい時間のことを考えるのは楽しい。ドリンクの試作も「これだ!」という味を目指したいがゆえに何度も練習したため、当日の茶葉が足りないかもしれないという問題に直面。どうか足りますように。。

自分は裁縫も途中で飽きて完成に至らないし、勉強も筋トレもストレッチもほとんど続かないほどの飽き性で。けれど、食べ物だったらとことん追求できるのでは…?と思った。あくまで日常的な範囲のものだけど。
喫茶の準備も明日のご飯も食べてくれる人の顔が思い浮かぶので、具体的に誰かの存在を感じられることなら頑張り続けられるのかもしれない。そう思うとzine作りはスイッチが入るまでに結構な時間がかかるのもわかる。
なにはともあれ、ドリンク喜んでもらえたら嬉しいなあ。そして顔が浮かぶって状況がとてもありがたいことだよね。

ふと、お店をしていた頃は孤独の海を泳いでいるような感覚だったことを思い出す。今だったらどんな気持ちになるのだろう。もうずっと沖に座ったり肩まで水に浸かっては尻込んでいるけれど、今まさに泳いでいる人たちを見ていてぎゅっとなる。大丈夫だよと応援しながら、同じ言葉を自分にかけている。


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