見出し画像

小2男子、学校に行かないスタート③

ああ、やっぱり本当は「行きたくなかった」んだなと、やっと私の中で区切りができた。

「行きたいけど、行きたくない気持ちもある」「がんばれる日は、行きたい」と、次男が濁して説明してくれていたのは、きっと親の気持ちを慮ってくれていたのだなと、申し訳なくも思った。

元気にハッピーに過ごしてくれてたら、それだけでいいんじゃないかと思うくらい、学校に「行けない」時期の次男は辛そうだった。

行かなきゃいけないのに行けない自分、行かないことで周りを右往左往させている自分を、許せないんだろうなと思うような言動もあった。

いわゆる「自己肯定感下げちゃってる」状況だった。

学校に行かなくなって数日しても、学校の話題が出ると表情が硬くなっていた。

私がこの時いちばん思っていたのは、

学校に行くかどうかより、心身ともに健康でいることの方を大事にしたい

ということ。小さな子どもが、不安や恐れで身を縮めて過ごすなんて辛すぎる。逃げられる辛さ、逃げていい辛さからは、逃してやりたい。

いったい何が、辛さのモトなのかが、わからないのがもどかしいが、何が原因であるかより、事実として辛さがあることに対処していこうと思った。

学校に行かなくなって丸1週間が経ってやっと、一日中表情が安定した。

途中、一度学校の先生とお話ししに2時間くらい放課後の学校に行った。当たり前だけど、出発時間になって「行きたくない」と言ってゴネた。友達とまだ遊びたい、という理由。「学校行きたくないんだろうな」と思って一度は諦めかけたが、30分時間をずらしてもらって次男がある程度満足するまで友達と遊べるようにするアレンジをし、なんとか出発、という具合だった。(学校での話しは別途書きます)

先生と話した後の夜の時間は、異様にハイテンション。緊張が続いているのだろうと思って、一緒に楽しいモードで過ごした。すると、次の日は、ガクッとローテンション。疲れたんだと、本人も親もよくわかった。

先生と話して、無理をしないで行こう、という方針と、学校との連携は切らさないことを決めた。それからは、毎日「今日はどうする?」と聞くことなく、家で過ごすのを前提に生活がスタートした。


まだまだ戸惑いがある私の心中。そんな中で、一つの方向性として大変助かったのが、「ハイブリッドスクーリング」というやり方。

こちらの動画で拝見して知って、気持ちの持って行き場ができた。


会ったこともないご家庭だけど、ホントにありがとう、こういうリアルな事例がとても助かりました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?